オリンピックも閉会式を終えたと思ったら、今度は高校野球真っ盛り。
で、きょうも暑くて外出する気になれず、壊れかけのモジュールいじったり、模型の試運転をしながら高校野球を見ていた。
この試合、途中から見てたんだけど、珍しいプレーがあった。
7回裏 済々黌の攻撃、1アウトでランナー1,3塁という場面で、ショートへの鋭いライナー、アウトにした後、ショートが1塁へ送球して戻ってこれないランナーを刺して3アウト、これでチェンジ。
ところが、次の回のプレーが始まるところで、なぜか済々黌の7回のスコアボードに1点が入っている。審判から説明があり、1塁送球でチェンジになる前に3塁ランナーがホームインして1点入ったとのこと。ジャンプ一番で打球を捕ったショートはこの場合、3塁に送球し塁から離れたランナーをアウトにすべきだったのだ。プレーがあまりに鮮やかだったがゆえに、放送のアナウンサーも気づかなかったようだ。
と同時に、この審判、よく働いてるなとも思った。それにしても、素人ではなんともわかりづらいルールのために、そのまま敗退した鳴門高校が少し不憫でならない。
神奈川大会でもこんなニュースがあった。
県内ではともに強豪といわれる同士の試合で、インフィールドフライにもかかわらず、インプレー中の隙をついて3塁ランナーが一気にホームスチールを仕掛け、そのままホームイン、サヨナラ勝ちをした。詳細はここに詳しいが、これもルールの知識と活用の巧拙が勝敗を分けた例だと思う。
もちろん、高校野球は一度負けたらそれまでなので、その必死さもプロのリーグ戦とは比べ物にならないだろうけどね。