今日は朝から真夏の様な日が射しまして・・・奄美大島地方は梅雨明けをした様なのですが山陰はまだでしょうか?
とても青い空を見るともう夏の空だね・・・なんて勝手に思っています。
さて今日は朝からセブンか?
とか考えていましたがもうすぐ塗装に入れるSAアペルタを見るとどうもこれを進めておかないと段取りが狂ってしまうな~と思い・・・これで先日はがっかりしてしまったのですが・・・。
今日はこれをやっつけてしまう事に致しました。
まず先日がっかりしたハードトップという大物が残っていた事は書きましたが、その制作に付いてあの時点で余り考えてなくて余計にがっかりしたのも事実でした。
それ以降気になって気になって・・・早くこいつをやっつけておかないと喉に骨が立っている様などうも嫌な気分(ご依頼者の方申し訳有りません)でしたからそれ以降どうやって作るかずっと考えていました。
一番良いのは切ったルーフを使う方法ですが素材がダイキャストなのでハンダが効かないから真鍮板で叩いた方が良いのか・・・色々と検討の上元のミニカーの切ったルーフを使ってみる事に致しました。
出来なかったら真鍮板を叩けば良いだけの話ですね。
ボディにあてがってロールバーの干渉する部分をリューターで削っています、どうやら巧く収まりそうですね。
ミニカーの場合実車よりも厚みが有りますからこんな場合寸法が非常にタイトになって来ますから調整がかなり面倒な事になります。
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後ろ側の構造物を付けて実車画像と比べるとかなり寸法が短い事がわかりますね。
599GTBはかなりルーフの後ろ側が短い事になりますね。
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前側は糸鋸でカットしていますが切り代の部分はどうしても短くなってしまっていますので1.0mmのプラ板を断面に貼って延長しておきます。
同じ幅を簡単に再現出来る様に1.0mmの厚みの部分を使って延長しています。
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厚みの部分を上手に使えばこの通り簡単に均等に延ばす事が出来ますね。
しかし最近は接着剤も良くなっていましてこんなにきちんと接着する事が出来ますよ、昔とは違いますね。
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問題はこの部分で、実車ではこの部分に小さなウインドが追加されています。
しかしBピラーは強度の点でこのまま使いたいのでこの後ろ側に延長して窓を付けたいと思います。
このGTBのリアウインドを取り付ける部分をマジックの部分でカットしてからですかね~!?
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はい、糸鋸でカットしましたよ。
意外と簡単ですね、この後ヤスリで仕上げておきます。
この部分はウインドガラスを固定する為に使いたい部分ですね。
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屋根の部分からサイドの部分まで一体で延長しました。
これは強度を上げる為でもあります、バラバラで作ると著しく強度が低下しますからね~なるべく一体ですね。
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ウインドが入る部分を糸鋸で切り取りまして整形します、ここは想像がつくと思いますが強度が無いので無理な力をかけると分解してしまいますから細心の注意が必要です。
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ボディをよく見るとレジン製のSAアペルタのボディをダイキャスト製のボディにつないだ前の部分ひび割れて来ていました、無理な力をかけてしまったのかレジンが縮んだのかわかりませんが修理しておきます。
ちなみに割れはここだけです。
こんな場合は斜めに削いでファイバーパテを使います。
斜めに削ぐのは接着面積を大きく取る為でして他の部分はそうしてあるのですがこの部分は構造上難しかったので真っすぐにつないでいました。やはりきちんとしておかないといけないという事ですね。
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ファイバーパテを盛っています
マスキングテープでダムの様にしておきまして一度で済む様にしていますちなみに接合面は角のなる様にしてありましてこれなら仮にヒビが入っても目立たないのです。
もしもを考えて置くのも大切な仕事なんですよ。
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パテが硬化するまで少しの間時間が出来ましたら丁度アイドロンのカウンタックアニバーサリーをご注文頂いていたお客様がいらっしゃいましてパールホワイトを購入されましたイエローか少し迷っていらっしゃったのでどちらも取り置きしておいたのです。
結局はイエローが残りましたのでこちらは店頭で販売する事に致しました。
しかし、良く出来ていますね・・・。
プロが作ってもなかなかこうは行かないんですけどね~。
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ウ~ン、重箱の隅を突く気持ちで一言言えばタイヤが違いますね。
この時期にはピレリP7やP7RじゃなくてPゼロのパターンになっていたはずです。
既にP7シリーズの時代じゃなかった・・・せっかく作ったのですからタイヤもしっかりと変更してほしかったですが・・・これは私達プロが作る時の為に切り札として取っておくのも悪くないかも・・・(笑)
しかしカウンタックが如何に長い時間に渡って作られていたのかタイヤだけでもわかりますね・・・。
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さて休憩は終わりにして製作に戻りましょう。
先程の補修部分は完全に硬化しましたので削ります・・・。
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リアのディフューザー部分にボディとシャーシをとめる為のビスを治める穴が有りましてリアから見る時にかなり目立ってしまうのです、ここをパテ埋めしておきました。
例えばこの部分は599GTBなのですが後期型のGTOではこの穴は無くてリアホイールの後ろ側でとめる様に変更されていますのでミニカーメーカーでもこの位置は余り良くないと思っていたのでしょう・・・。
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ファイバーパテを研いでみてから余り面が出ていないようならポリパテを塗ってみる事にいたします。
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ハードトップの後部とCピラーとでも言うのでしょうかその後ろの部分の面が上手く合いません、 BBRの商品は元々ハードトップの事は考えていないでしょうからこの辺りの形状は少しいい加減なのかもしれませんねプラ板でガイドを付けてポリパテを盛ります。
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滑らかな面に仕上げなければいけませんので峰の部分にもガイドとしてプラ板を張り付けています。
この板に反ってポリパテを盛ります。
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先程の板はボディの凸部に沿って接着するのですが(線状に盛り上がっているのがわかりますでしょうか?)
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その位置関係が少し曖昧でルーフのラインと角度がずれてしまします。
凸部を削り取って接着する事にいたしましょう。
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ハードトップも難しい部分は何とか越えたような気がします。
後はハードトップの後ろ側のウインドの枠を少し薄いプラ板で作れば塗装に入る事が出来ます。
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ついでにハードトップにポリパテを盛っておきました、今夜のうちに硬化すれば次は研ぐ所から始められます。
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今日は長い文章になりましたね、今までで一番長いんじゃないかな?(笑)
本日アップしたアルファロメオディスコボランテのキットは完売になってしまいました、お買い上げ頂いた皆さんありがとうございました。
ディスコボランテ用のエッチング板も現時点で残り2枚になりました。
完売間近ですね・・・。
とても青い空を見るともう夏の空だね・・・なんて勝手に思っています。
さて今日は朝からセブンか?
とか考えていましたがもうすぐ塗装に入れるSAアペルタを見るとどうもこれを進めておかないと段取りが狂ってしまうな~と思い・・・これで先日はがっかりしてしまったのですが・・・。
今日はこれをやっつけてしまう事に致しました。
まず先日がっかりしたハードトップという大物が残っていた事は書きましたが、その制作に付いてあの時点で余り考えてなくて余計にがっかりしたのも事実でした。
それ以降気になって気になって・・・早くこいつをやっつけておかないと喉に骨が立っている様などうも嫌な気分(ご依頼者の方申し訳有りません)でしたからそれ以降どうやって作るかずっと考えていました。
一番良いのは切ったルーフを使う方法ですが素材がダイキャストなのでハンダが効かないから真鍮板で叩いた方が良いのか・・・色々と検討の上元のミニカーの切ったルーフを使ってみる事に致しました。
出来なかったら真鍮板を叩けば良いだけの話ですね。
ボディにあてがってロールバーの干渉する部分をリューターで削っています、どうやら巧く収まりそうですね。
ミニカーの場合実車よりも厚みが有りますからこんな場合寸法が非常にタイトになって来ますから調整がかなり面倒な事になります。
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後ろ側の構造物を付けて実車画像と比べるとかなり寸法が短い事がわかりますね。
599GTBはかなりルーフの後ろ側が短い事になりますね。
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前側は糸鋸でカットしていますが切り代の部分はどうしても短くなってしまっていますので1.0mmのプラ板を断面に貼って延長しておきます。
同じ幅を簡単に再現出来る様に1.0mmの厚みの部分を使って延長しています。
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厚みの部分を上手に使えばこの通り簡単に均等に延ばす事が出来ますね。
しかし最近は接着剤も良くなっていましてこんなにきちんと接着する事が出来ますよ、昔とは違いますね。
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問題はこの部分で、実車ではこの部分に小さなウインドが追加されています。
しかしBピラーは強度の点でこのまま使いたいのでこの後ろ側に延長して窓を付けたいと思います。
このGTBのリアウインドを取り付ける部分をマジックの部分でカットしてからですかね~!?
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はい、糸鋸でカットしましたよ。
意外と簡単ですね、この後ヤスリで仕上げておきます。
この部分はウインドガラスを固定する為に使いたい部分ですね。
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屋根の部分からサイドの部分まで一体で延長しました。
これは強度を上げる為でもあります、バラバラで作ると著しく強度が低下しますからね~なるべく一体ですね。
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ウインドが入る部分を糸鋸で切り取りまして整形します、ここは想像がつくと思いますが強度が無いので無理な力をかけると分解してしまいますから細心の注意が必要です。
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ボディをよく見るとレジン製のSAアペルタのボディをダイキャスト製のボディにつないだ前の部分ひび割れて来ていました、無理な力をかけてしまったのかレジンが縮んだのかわかりませんが修理しておきます。
ちなみに割れはここだけです。
こんな場合は斜めに削いでファイバーパテを使います。
斜めに削ぐのは接着面積を大きく取る為でして他の部分はそうしてあるのですがこの部分は構造上難しかったので真っすぐにつないでいました。やはりきちんとしておかないといけないという事ですね。
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ファイバーパテを盛っています
マスキングテープでダムの様にしておきまして一度で済む様にしていますちなみに接合面は角のなる様にしてありましてこれなら仮にヒビが入っても目立たないのです。
もしもを考えて置くのも大切な仕事なんですよ。
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パテが硬化するまで少しの間時間が出来ましたら丁度アイドロンのカウンタックアニバーサリーをご注文頂いていたお客様がいらっしゃいましてパールホワイトを購入されましたイエローか少し迷っていらっしゃったのでどちらも取り置きしておいたのです。
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しかし、良く出来ていますね・・・。
プロが作ってもなかなかこうは行かないんですけどね~。
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ウ~ン、重箱の隅を突く気持ちで一言言えばタイヤが違いますね。
この時期にはピレリP7やP7RじゃなくてPゼロのパターンになっていたはずです。
既にP7シリーズの時代じゃなかった・・・せっかく作ったのですからタイヤもしっかりと変更してほしかったですが・・・これは私達プロが作る時の為に切り札として取っておくのも悪くないかも・・・(笑)
しかしカウンタックが如何に長い時間に渡って作られていたのかタイヤだけでもわかりますね・・・。
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さて休憩は終わりにして製作に戻りましょう。
先程の補修部分は完全に硬化しましたので削ります・・・。
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リアのディフューザー部分にボディとシャーシをとめる為のビスを治める穴が有りましてリアから見る時にかなり目立ってしまうのです、ここをパテ埋めしておきました。
例えばこの部分は599GTBなのですが後期型のGTOではこの穴は無くてリアホイールの後ろ側でとめる様に変更されていますのでミニカーメーカーでもこの位置は余り良くないと思っていたのでしょう・・・。
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ハードトップの後部とCピラーとでも言うのでしょうかその後ろの部分の面が上手く合いません、 BBRの商品は元々ハードトップの事は考えていないでしょうからこの辺りの形状は少しいい加減なのかもしれませんねプラ板でガイドを付けてポリパテを盛ります。
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滑らかな面に仕上げなければいけませんので峰の部分にもガイドとしてプラ板を張り付けています。
この板に反ってポリパテを盛ります。
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先程の板はボディの凸部に沿って接着するのですが(線状に盛り上がっているのがわかりますでしょうか?)
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凸部を削り取って接着する事にいたしましょう。
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ハードトップも難しい部分は何とか越えたような気がします。
後はハードトップの後ろ側のウインドの枠を少し薄いプラ板で作れば塗装に入る事が出来ます。
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ついでにハードトップにポリパテを盛っておきました、今夜のうちに硬化すれば次は研ぐ所から始められます。
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今日は長い文章になりましたね、今までで一番長いんじゃないかな?(笑)
本日アップしたアルファロメオディスコボランテのキットは完売になってしまいました、お買い上げ頂いた皆さんありがとうございました。
ディスコボランテ用のエッチング板も現時点で残り2枚になりました。
完売間近ですね・・・。