Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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バキューム型の制作

2015-11-01 22:16:20 | Osca Dromos Zagato
今日も結構寒かったですね~天気はいいのだけど。
締め切りまでの時間が無いので本来なら一日中制作をしたいのだけど、今でないと出来ない事も有りますからなかなかバランスが難しいですね。
今日は今シーズン畑で出たゴミ(葉っぱとか茎とかね)を畑の片隅に積んで燃やしました。
ゴミ焚きは禁止なんですが例外措置として畑で出たゴミ(ビニールやプラスチックは除きます)は燃やして良い事になっています。
但しこれも最寄りの消防署への届け出が必要です、当たり前ですが消防車が駆けつけてきても困りますから連絡を入れておいてから作業をします。
ただ一旦燃やしますと直ぐには消せませんのである程度時間が必要です、それに燃えるのにも時間がかかるのです(笑)
お陰さまでゴミは奇麗にとは言いませんが半分くらいの量になりました。
本当なら積んでおいて堆肥にする所なのですが堆肥にするにしても時間がかかりますぎですね。
山がだんだん大きくなってきます(笑)だから最終的には半分位は燃やさないと片付きません。

そうしていると厨房からSOSが・・・そうだ!今日は厨房係のK子さんがお休みでした。
慌てて厨房に・・・そしてランチタイムが終了と同時にアトリエに・・・時間が無いんだからね~!!

今日はまずウインドウやテールランプそしてフロントのヘッドライトのカバーを作る為にバキューム型を作らなければなりません。
ボディの外型に内型を入れずにレジンを流します。
この様な場合もきちんと真空注型装置を使って流し込みました。
簡単に考えてズルをしたら一部硬化不良になってしまったのは内緒です・・・(笑)
幸いにも型から簡単に外せたので良かったです、外れなかったら外型が使えなくなってしまいます。
そうなったら型を作り直ししないといけなくなるのです・・・時間が無い所なので・・・あぶね~あぶね~!

そうこうしているうちにレジンが硬化しました。
ボディを抜く時と同じ要領で・・・分離!

グラスエリアの部分だけカットしてウインドウの出っ張った部分だけ大まかに削ります。
周りの部分もほんの少し大きめに残して削っておいた方が良いですね、理由はボディにつながる部分が入角になっていますと削る場合邪魔になりますからね。
この場合ボディラインに沿ったウインドウを作る事が優先です。

凹んだ部分にはポリパテを盛ります。

削りますとこんな感じ・・・
黄色に見える部分が凹んだ部分ですね・・・バキューム型が一発で出来ればいいのですがウインドウを実際に切って合わせてみて原型を修正する必要が出て来るでしょう。
一発でOKなら嬉しいね~

そしてボンネット前部とテール部分も一緒にキャスト出来ていて良かったですね・・・実はレジンを流すのはグラスエリアだけにしていたのですが混合していたレジンの量が少し多過ぎた為にまあ残しても仕方がないや・・・と思って全部流してしまったのが良かったですね。
つまり忘れていたって事!

テール部分のパテを削っています。、中央の部分はバキュームの時に邪魔になりますから不要な所は削っておきました。

ヘッドライトの方はもっと簡単です、ボディの面に合わせて削るだけです。

ダッシュボードにもキャスティングの時のバリがついていますからカッとしてペーパーで整えます。

シートにも湯口がついたままなのでハサミでカットしてからペーパーで削り合わせます。


そしてボディにサフでも塗ろうと思ったら・・・・
ボディの筋彫りをまだ掘っていなかった事を思い出してちょっと慌てました。
せっかくサフに硬化剤を入れてスタンバイしたのに・・・無駄になってしまいました。


明日はサフを塗れるかな!?