Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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コクピット内の部品製作

2015-11-22 23:25:10 | Osca Dromos Zagato
今日は天気が良かったのだけど結構寒くなって来ましたね。
まあそれでも例年の事を思えばこれでも随分温かいのですけどね・・・と言う中途半端な気候なんですね。
昨年ですともう毎日一日中薪ストーブを焚いていた様なんですがね~

陰様で数日前に蒔いたラディッシュの芽が出て来ました。
寒いとこれも芽が出なくなってしまう様なので・・・1ヶ月も遅くなってしまって心配していたんです。
これでラディッシュの浅漬けを白いご飯にのせて食べるのが最高ですね。

さてグズグズしている訳にはゆきません、早く2号車から5号車までOscaを完成させなければなりません(笑)
今日は内装の原型を作らなければなりません・・・
まずはエンジンの上部のメッシュ部分を何とかしなければなりませんね。
実は今までのブログを読み返して頂ければわかりますがエンジン上部の熱気抜きのメッシュの部分はタメオのラジエターのエッチングを使っていました。実車はここが特徴の有るメッシュになっていましてこのままでも雰囲気は良いのですが実車とは違っているんですね。
そこで後の4台はこの部分の作り方を変更しておこうと思うのです。
実車通りのメッシュでね・・・
まずは複製をしておいた部品の上側を鋸でカットしておきます。

メッシュの下側が直ぐに板ではせっかくのメッシュが役に立ちませんからこの部分を少し掘っておきます。

シートの下側つまり座面も一旦モールドを削ってからパテを当てておいて中央部分がお尻の据わりがいい様に少し凹めておきます。サイド部分も削っておいて内装の中に綺麗に収まる様にしておきましょう。
原型が悪いと修正が大変ですからね(笑)

そう言えばこの内装のサイドブレーキの後ろ側に何やら銀色のレバーが2つ付いていますがその下側は指が入る様に凹んでいますのでこの時点で内装も掘っておきます。
レバーは洋白かアルミで削って作りますがこの凹みを準備しておく事が出来ると楽ですね。

シートバックの部分は完成品状態で余り整形が良く無かったのでパテで整形し直します。
先日作った物もこの部分をパテで整形致しましたからね~型取りしておけば良かったのですが時間が無かったからね~。

シートの座面は2回目のパテ、シートバックは最初のパテを盛っておきました。
ここからシートバックの部分だけ切り取って仕上げます。

ここまで来て気になるのはヘッドレストのパッドです。
シートはガルグレー(黒に近いグレー)でヘッドレストのパッドは少し明るいグレーですのでどうしてもマスキングして塗り分けるか筆で部分的に塗るしかなかったですね。
しかも形状が少し甘く歪な部分がありますからこのタイミングで別部品にしておきましょう。
と言う事はシートの部分に付いているのは削り取ってしまいます。

シートバックのクッションはこんな感じに削りました。
これも左右を均等に仕上げるには二つの部品を背中合わせに瞬間接着剤で仮固定しておきまして外形を整えます、最後に接着した部分にデザインナイフの刃を差し込めばかんたんに分離出来ました。
余りガッチリと接着してはダメですよ(笑)

そしてヘッドレストも使わなくなった室内部品から削り出しておきました。
すでにキャストの準備として足を付けておきました。

向って左側のヘッドレストですが削り過ぎて薄くなってしまいまして左右とも裏側を補強しておきました。
表側にも何となく凹みが出来てしまいましたので光硬化パテで修正しておきました。

最後の部品を作りましょう、これが終われば複製をして塗装を始められますね。
そして最終組み立てに入れます(笑)
先日のと同じくメタルの塊を削ってピラミッド型に削っています。

糸鋸で段を付けてペーパーで磨いて仕上げます。

内装に仮置きしてみますが収まるべき部分の凹みが丸く削られていたのを角形のシフトブーツに合わせて削っておきました。


明日はこれらの部品のシリコン型の準備をしてからアトランティックのウォーターポンプと発電機を作りましょうかね。