Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジン左側の補機類の製作Ver.1

2015-11-17 22:32:51 | Bugatti Type57SC Atlantic

Oscaも無事に納品出来ましたが残った4台も形にしておきたいと思いますのでその作業と平行してアトランティックを制作致します。
今日はいきなり旋盤を回しています。
作っているのはエンジン左側の後ろ側に付くセルモーターとおぼしき部品ですね。
上側にも同じ様な部品が有りますがコチラは多分発電機じゃないかと思われます・・・想像ですが。
そしてそのセルモーターが付く部分がまだ作っていなかったので4.0mmの洋白丸棒を削り出しています。

セルモーターのマウントの上半分はすでにエンジンの部分についていますから下半分を作ります。
4.0mmの洋白丸棒を幅1.8mmに輪切りにいたします。
その輪切りにしたものをフライスで半分削りまして半月状の部品にいたします。

半月状の部品をエンジンの所定の位置にハンダ付けします。
ゆっくりと熱を伝えないとハンダが上手く回りません、が長く当て過ぎますと他の部分が分解してしまいます(笑)
適度な時間が必要ですね。

ハンダ付け下部をペーパーで整えます。

セルモーターは中央の取り付けピンを1.0mmで作っていますので穴は1.1mmで開けます。
クラッチ側から開けていますがこの部分はクラッチケースに隠れてしまいますので穴が残っていても心配有りません。

まだ接着していませんがこんな感じでセルモーターが付くはず・・・
中央に飛び出している部分は最終的にカットして研磨してしまいます。

このセルモーターはもう一ひねりしたいので明日再び加工しますのでまだ接着していません。
やはり5台分の部品を作るのは時間がかかりますね、Oscaは取合えず1台分の部品をつくって複製しますので1台分の部品しか作っていません、一方アトランティックは5台分同じ部品を作らなくてはなりませんから時間がかかりますね。

部品の作り直しVer.1

2015-11-17 22:14:05 | Osca Dromos Zagato
今日は朝から凄い雨でしたね~
昼間も何度か強い雨が降りまして道路に雨が溢れていました。
その止み間を30分程縫ってタマネギの苗残り150本を植えておきました、これで今季のタマネギは完了です。
後は肥料をやって草取りに精を出すだけですね、畑の作物は雑草が生えますと大きくなりませんからね。

さて昨日の予告・・・と言うか予定通りに午前中はOscaを制作致します。
後4台作りますので型取りをしていない部品はもう一度作り直しになるのです。
だから厳密には全く同じと言う訳にはいかないのです。

では作り直しにかかりましょう
まずは助手席の前側に付いているパッドを作ります。
作り方は前回と同じで0.8mmのアルミ板を削って曲げます、これを複製して使います。

次はホイールです
ホイールは5台分20個作りましたが納得のいく形状の物は7つしか無かったのです。
その内の4つはK様の作品に使いましたので後3つしか無いんですね~
この3つを複製して使う事にいたします。

ダッシュボードも作らなくてはならない部品の一つです。
まずはデフロスターの吹き出し口のモールドを作ります。
良く見て頂くとわかりますが筋彫りが2本有りますね、実は実車のこの部分はデフロスターの穴が有る三日月型の部品とダッシュボードが別の部品になっていますのでここに筋彫りを彫った方が良さそうだと判断致しました。
あら!筋彫りを掘る前に鉛筆で線を書きましたがどうも定規をそれてしまっていますね・・・消すのを忘れていました(笑)

これも前回と同じく穴のブリッジの部分にプラ板を嵌め込んで接着します。

全体を削ってやりますと完成ですね。

その上に筋彫りの部分から前の部分とダッシュボードの面が違う様に見えますので面が変わる様に削っておきました。

昨日塗ったウレタンクリアーが硬化しました。
ボディカラーは4台とも同じ色相になりましたね~。
最初に塗ったときと塗り方を変えましたので筋彫りの脇にクリアーが溜る事も無く綺麗に塗れています。

但しこの塗り方をしますとボディの表面がほんの僅かにユズ肌になってしまいます。
これは致し方のない事なんですね~

この塗り方は一度に艶が出るまで塗らずにシンナー分の多い塗料を半乾きの時に何度も少しづつ塗り重ねてゆく方法でして半乾きの塗料の粘度が高い状態で塗りますとボディの表面で塗料が移動する事が無く筋彫りの脇に塗料が溜り難いのです。

後の研磨作業が楽な方が良ければこの様な塗り方をした方が良いですね。
研磨作業が少し大変でも全体が綺麗な方が良ければ艶が出るまでクリアーを重ねれば良いのですが・・・どちらが良いかは個人の好みなんでね~(笑)

筋彫りの脇に塗料が溜っていないので2000番のペーパーは掛けずに3000番のスーパーバフレックスから研磨を始めます。


ここまでで午前中の時間が無くなってしまいました、残りはまた明日の午前中に行ないましょう。
この後アトランティックを更新致します。