Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの修正(番外編・・・笑)

2015-11-20 21:25:00 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は晴れるかと思っていたら曇りでしたね、まあ時間帯によっては日が射す事も有りましたが・・・今一歩の天気。
まあ11月ですからね~それも後半になりましたから、仕方がないのかな~。

それでも朝はイチジクを収穫・・・雨に遇ってしまったのでジャムにしかなりませんけど・・・。
そしてイチジクのカラス除けに張っていたテグスを片付けておきました。
そして比較的早めに製作を開始致しました。

昨日ブログでも書きましたがエンジンのブロックに0.8mmの穴をあけていたらキリが折れてしまいました。
折れたキリはブロックの中に残ったままだったのでダイヤモンドビットをリューターに取り付けて折れたキリごと削り取ってしまいました。
それを書いたブログをいつもの様にFBにシェアしましたらさすがのリカバーということでコメントを頂いたのです。
その返信でこうすれば完璧!などと書いてしまったのです、書いてしまった限りにはそれを実行しなければいけませんよね~。
あいつは口ばっかりで見えない所はいい加減なことをすると陰口を叩かれてもいけません(笑)
なので今日は予定を少しだけ変更してそこの部分から始めたいと思います。

リューターで削った穴は直径が2.5mm程の物で深さは1.8mm程でしょうか・・・
その穴の部分を2.5mmのキリで掘って貫通させます・・・もちろんフライスを使って正確な仕事を求められます。

その穴に丁度入る様に洋白丸棒を旋盤で削ります。
大き過ぎてもダメですし小さくてもダメ・・・微妙な大きさですね。
実際に差し込んで確認しながら削ります。

直径がちょうど良くなったら厚みを合わせて切り取ります
そして穴に差し込んでハンダ付けします
ハンダが綺麗に流れ込む様にしっかりと熱を掛けてやりましょう。
下側のセルモーターの取り付け部分は後でハンダ付けしていますので熱が回ってしまいますと分解してしまいますからピンセットでつまんで放熱しながら目的の部品に熱が回ってハンダが溶ける様にしなければなりません。

ハンダが流れたので今度は研磨です。
余分なハンダを削ると同時に若干飛び出ている洋白線を削ってゆきます。
表側(発電機の動力を取り出す側)の部分ですが補修の後はほぼ見えなくなりました。

裏側もすでに穴は無く・・・
綺麗になりました・・・穴が有ったのもわからないですね。
若干ハンダの色目が違うのがわかりますかね~。
でももう手抜きと言えないじゃないかな~(笑)

次は発電機の動力の取り出し様の穴をあけています・・・
同じ素材で埋めてありますから穴開けも元の様に自由自在ですね・・・。

開けた穴に補機を取り付けてみました・・・OKですね。

他のエンジンも同じ様に補機をとり付けてみました・・・
やっとここまで・・・フ~ッ!

MFH 1/12 Ferrari 330 P4 Closed Body

2015-11-20 14:10:26 | 最近手に入れたキットのご紹介
この所キットのご紹介をしていなかったですね・・・
まあ最近あまり欲しい物が無くなってきましたのでなかなかご紹介をするタイミングを失っていたかもしれません、このブログでも少し前に途中まで1/12のMFHさんのスパイダーボディの物を組立てていましたが余りにも本業が忙しく中断しています。
近い内に再開をしたいのですが・・・
まあそれは置いておいてついにクーペボディの330P4が発売されました。
既にスパイダーを買われた方もこのキットには興味が有るのでは無いでしょうか?
発売当初から興味は有りましたが主に懐の具合から(笑)検討をしていたのですが、やっと購入致しました。
遅くなって希望の仕様が無くなっても悲しいですからね~今回はVer.Cのルマン24時間に出場したカーナンバー24を選択しました。
この車はセンターに黄色のラインが入っていてなかなか格好がよろしい・・・

ちなみにず~っと前に友人のKさんからこんな当時物の写真を頂いています。
デジタルデータの画像では無く昔のモノクロ写真はなんて良い感じなんだろう・・・
物として見れば全く同じ物なんだけど・・・何か暖かい物を感じるのは印画紙の写真なんですよね~。


さて余談はこれくらいにして
本題に・・・
キットの箱を開けますと
こんな感じにぎっしりとパーツが詰まっています・・・

まずはフロントフードですが、これはスパイダーボディと同じ物ですね。
実は330P4も(250GTOもですが)車体によってフロントのインテークの形状が違っているんですね。
それで顔つきが全く変わって見えるのです。
どちらかと言うとこのMFHさんのキットはクーペボディのフロントフード(インテークの形状が)の様に見えます・・・まあこれは私感ですので気にされない様に・・・(笑)
スパイダーを組立てる時にはインテークの形状を変える予定です。

このキットでちょっと気になったのはこの梱包です
ウレタン樹脂の部品をビニール袋に入れてピッタリとテープで貼って有ります。
この袋にはクーペの特徴であるルーフの部品が入れて有るのですがビニール袋を長い間ピッタリと貼って有る事でルーフが変形してしまうのです。
出来ればピッタリとではなくゆったりと入れて欲しいのですが・・・

これがこのキットの肝の部分
ルーフとリアフードですね。
クーペの特徴が詰まった部分ですね。

このリアフェンダーの峰の部分はちょっときつ過ぎる様な気がしますが・・・
もう中央部分はこれでも良いのですが前端と後ろ端はもう少し柔らかい表現が良いかな・・・まあ削れば良いのですが・・・。

こちらがルーフのパーツです
スパイダーには主に強度の問題からAピラーの部分にホワイトメタルの部品が鋳込まれていましたがクーペではオールレジンですね。

この部品はリアウインドウの下側に入れるパーツです。
そう330P4はリアウインドウから中を見てもエンジンが見えないんですね~

ここが少し心配な所です
何が心配かと言いますとサイドウインドウのサッシのチリですね・・・
ドア本体はウレタン樹脂窓枠のフレームはメタルウインドウは塩ビその上のサッシはエッチング・・・うまく合わせられるかな!?
特にエッチングのサッシは合わせるのが大変じゃないかと・・・



さてこのキット買いなのか・・・
私的には買いでしょう・・・と言い切りたい
MFHのこのシリーズですが250GTO64、250GTO62,330P4スパイダー、330P4クーペと発売されたのですがこの調子で行けば250LMとかF40とかにつながって欲しいのです。
なかなか難しいかもしれませんが・・・。