Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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5号車ボディの修正Ver.2

2016-06-06 21:29:45 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日の山陰は束の間の晴れ間!?なのでしょうか・・・
明日は雨の予報が出ています。
昨日の雨は幸いにしてそう多く無かったので畑の土も必要以上に水分を含んでいなかったです・・・こんなタイミングですので明日のお休みを見込んで当店のカレー用のラッキョウを収穫する事に致しました。
ラッキョウは昨年のお盆明けに植えておきまして何度かの追肥を経て6月のこの時期に収穫する事になるのです。
下の画像は携帯のカメラなので画像が余り良く無いですね・・・(笑)

では拡大して・・・
掘り起こしますとこんな感じになっています、根っこの膨らんだ部分だけを食べる訳ですよ。

なぜ明日のお休みを見込んで今日収穫したのかと言いますと、ラッキョウの場合はここからがまた手間がかかるのです。
ここから根の部分と茎の部分を切って球根の部分だけにして水洗いをしてラッキョウ酢に漬け込まなければならないのです。
普通はこの作業をして水洗いをした洗いラッキョウというのを売っていますのでそれなら買って来てすぐに付ければ終わりまのですが・・・
自家製ではそうもゆかず・・・(笑)
でも安全で美味しい物を食べようと思えば手がかかりますからね・・・当然ですが当店では除草剤や消毒などは一切使っておりません。

さて今日から家内が復活しています(営業時間はまだ短縮営業をしています)ので・・・厨房からのお呼びがかからなかったのでそのまま制作にかかります。
本日もアトランティックのボディを修正してゆきます
まずはリアウインドウですね。
3号車のボディからマスキングテープを使っておおまかに型取りをしています。
ただこの型取りでは正確な形状が写し取れませんのでおおまかに穴を広げるためという事ですよ。

次に5号車のセンターを確認してウインドウの位置を確認します。
この様に丸いボディですと位置決めがなかなか難しいですね・・・何度も確認しておきますよ。
穴を大きくしてからでは・・・手遅れになる事も有りますからね~
まあまたメタルで埋めれば回復はしますが時間は戻りませんからね・・・プロフェッショナルは厳しいのだ(笑)

先ほどのマスキングテープを5号車に移設しています
この時点で最初のウインドウの穴がマスキングテープの下に伸びているようならもう一度埋め戻しておきます。
パテと違ってハンダは勝負が早いから好きですね。
今回は幸いにして大丈夫でしたよ・・・確か4号車はもう一度盛ったんだよね・・・記憶が蘇ってきました。

マスキングテープの内側を細書きのマジックか鉛筆でケガキ線を入れます。
ここで鉄筆を使わないのはマスキングテープの内側に小さめにしておきたいからです、テープの際をケガキ線を入れてしまいますと大きめになってしまいまして後で修正に時間がかかる事にもつながります・・・

ウインドウの穴をおおまかに削った後は3号車から型取りしてアルミのガイドプレートを作ってみます。
このガイドプレートを使って確認しながらウインドウを修正してゆきます。
左右を対象にする為にはガイドプレートを裏返して反対側に使えば同じ形状でガイドになりますから楽でしょ!?
左右を間違えない様にRとLの印を入れておきますと万が一にも間違えないですね。

リアウインドの形状が決まりました・・・最初の形状とは全く違いますね
この部分の形状の違いがこのベースキットの最大の問題点だと思うのです・・・実際に最初のキットオリジナルの形状のリアウインドウの車が存在していたかどうか私は見た事が無いのです・・・。

このガイドプレートは最初の4台に使ったドアの切り抜き用のガイドプレートです・・・追加が有る可能性を見越して(?)残しておきました・・・少々探しましたけど有って良かった。
こんな物でも新たに作ろうと思いますとこれも時間ですからね~。
でも先に加工しないといけ無い物を思い出しました・・・

ドアの穴を開ける前にルーフを切ります・・・(汗)
ここを切る時は緊張するんですよね(笑)
下手したらボディがバラバラになりますから・・・
何故ここを切るのかと言いますとフロントウインドウを少し後に倒したいのです、ウェスタンモデルの物は少しウインドウが立ち過ぎの様に見えますからね・・・まあ好みなんですが。

フロントウインドウを倒すのですから2ヶ所切り込みを入れて後に隙間を作ってやらなければなりません。
この理屈はわかりますよね・・・

そしてメタルを盛ってつなげます・・・
このときのメタルですが切り取ったルーフの物とリアのスペアタイヤリッドで切り取った素材を使う訳なんです、どう素材なら事後変化が少なくて住みますからね~。
なの出先にスペアタイヤリッドを切り取った訳です・・・全て作業には順番が有ります。

盛った部分をザックリと削っています
この場合は鉄工用のかなり目の荒いヤスリでザクザク削ります。
少々の傷は気にしないですよ・・・後で目の細かな物で修正したら大丈夫なんでね~
ただ削り過ぎには注意が必要かな・・・荒いヤスリは本当に良く削れるから・・・

次もまた大変な作業です
ボンネットを切らなければなりません・・・ボンネットを開閉仕様にしなければなりませんからこの作業は避けて通れないのです。
但しフェンダーは残したままなのでこの部分が大変デリケートな作業になりますね・・・