Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ライトカバーと追加部品のシリコン型の製作

2016-06-29 22:06:58 | Nissan Silvia S15
本日の山陰は、梅雨まっただ中という感じでしょうか。
と言ってもシトシトと雨が降り続いていた訳では無く午前中は湿度が高いながらも雨はポツポツ落ちてくるだけでして濡れる程では有りません。
家内の手伝いでバラ園でバラを植えていました。
気をつけて管理していてもカミキリムシが入ってしまったり病気にもなりまして枯れてゆく木も有りますからね、少しずつの入れ替えはしなければなりません長い間奇麗な物を作る為に交配して来ていますから弱い種類も有るのです。
大変残念な事ですがこれは仕方が有りませんね〜。

そう言えば外で作業をしていますと何所からか鶯の声がします・・・てっきり春に鳴く物と思っていましたが。
一昨日位から近くに来ている様ですね・・・
また鳴き声と言いますと10日程前から蝉が鳴き始めました。
最初に聞いた時には何やら力の無いか弱そうな鳴き声でしたが・・・この数日はかなり力強くなってきましたね。
蝉の声を聞く様になりますと夏が近づいた感じがしますね、まあアトリエの有る所は皆さんが思われるよりもかなり田舎ですからね〜(笑)
皆さんの所は如何ですか?
蝉が鳴いていますか??

さて今日は定休日なのでお客様が来られる心配も有りませんので少し遅めの昼食を家内と食べまして午後からはゆったりと仕事をしています。
少し前に折れてしまったボディのライトの部分にパテを盛っておいた事を覚えておられますでしょうか?
あのパテをボディ面に沿って削っています。
シルビアS15の場合はこのライトカバーと言いますかヘッドライト本体の透明な部分の形状が少し複雑なんですね。
私の印象からしますと両サイドの部分が少し盛り上がっているイメージなんですね。
この盛り上がりが有るのと無いのでは雰囲気がかなり変わってしまうのです。
第一段階としてボディ面に沿ってパテを削りました。

その部分に今度はキメの細かなポリパテを盛っています
最初に削った面が出ない様に削ってゆけば・・・順調にゆけばですが・・・バキュームの原型が出来るはずです。

中央のインテークに近い方は盛り上がらない様に両サイドの部分は少し盛り上がる様に削っています。
透明な部品ではないので雰囲気がわかり難いですが・・・
まあ1/43ですから必要以上にこれを強調してもいけませんし難しい所です。
またこれはバキュームを作ってからの削りかたでも違いが出てくるんじゃないでしょうか・・・よくわかりませんが・・・
このライトのカバーは雰囲気作りが難しい部品の一つですね。

作りかけのボディと並べますとバンパーの部分が削り取られているのがよくわかりますね。
これだけで全く品域が違いますからあくまでも部品だけでイメージをつかまなくてはなりません・・・これが難しいのです。

さて作らなければならない部品の一つであるテールレンズのシリコン型を作りましょう。
これはシリコンを既に流してある所ですね、もちろん真空も掛けていますので後は硬化を待つだけです。

こちらはレカロのシートですね。
こっちもシリコンの中に・・・真空を解除したばかりなので気泡が多少見えますが硬化するまでには消えてしまうでしょう。

使える部品は元々の部品を使います
両サイドのインテークの中には恐らくアミが有ると思います。
写真が無いのでよくわからないのですが・・・普通は有りますよね(笑)
実車の場合何も無くて穴だけ空いている事も有りますから何とも言えないのですが模型的には中に何も無く穴が開いているだけという表現は黒く塗るしか無いのですがそれでは余りにも味気ない物になります。
完成品でもここには網が有る様なので合実車に網が有っても無くても完成品に付いていた網を整形して取付けておく事に致しましょう。
このインテークは形状が変更されているのでそのまま使う事は出来ないんですよね〜。
まずは左側から・・・。

そして右側も・・・
部品は一度塗料を落としまして塗り直しておく事になります。

インテークのメッシュを塗り直すのですから他の部品で塗り直しを必要とする部品も塗装の準備をしておかなければなりません、塗れる物は一緒に塗るのが時間を有効に使う一つの方法なのです。
ヘッドライトの中の部品とドアミラー/サイドブレーキのレバーとかですね。
まだ加工は必要ですが取り敢えずサフは塗らなければなりませんから・・・。