Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Fフェンダーの整形とグリルの製作

2016-06-13 21:58:32 | Bugatti Type57SC Atlantic
先日プロバンスのポルシェ917LHを2個入手した事を書きましたら「こいで」さんと「kamasa]さんからダッシュボードのメーターナセルの膨らみの両サイドがフラットな物が付いていたとコメントを頂きました。
私の所にも7個程同キットが有りましたが全てのキットでメーターナセルの両側が凹んでいる物が付属していました。
珍しい物なら見てみたい気持ちも有るのですが・・・・では実車は?と言う疑問が生まれて来ました。
そこで資料本として持っている917の写真を見てみますと・・・
コチラが1971年のLHですよね・・・

凹みが有りますね・・・

コチラも1971年の917LHですが違う角度から写した物ですが・・・やはり凹んでおりますね。

コチラは1970年の917LHですがやはりメーターナセルに続く部分の角度が変なので凹みが有る様ですね。

そしてコチラは最近新しい完成品が売り出されたピンクピッグですが・・・
やはり凹みが見えますね。

ほかの917Kの写真を見ても全て凹みが有りましたね・・・
凹みが有るのが正解なのかもしれませんが決定では有りません。
ただ完成後も良く見える部分なので気を付けたいポイントでは有りますね。

さてさて、今日からは普通の日々が帰ってまいりました。
いつもの様に製作を開始する事に致します。
四国に出発する前に取り付けておいたフロントフェンダーとそのエプロン部分にメタルが盛り上がっていますので余分なメタルを削っています。
リューターで大まかに削っておいてから彫刻刀で削っています。

仕上げはヤスリで削ってからペーパーで整えています。
綺麗になりましたね~

フェンダーは一段落したんだし・・・次はフロントグリルですね。
今まで作ったグリルはこんな感じですが・・・どんな方法で作ったのか思い出せないですね(笑)
何とか思い出す為に古いブログをひっくり返してみます・・・ブログを書いていて良かったですね・・・!?

ベースになるのは最初に4台分グリルを作った時に予備として作ったのだけど削りを間違えてしまった部品が有りました・・・
フライスが食い込んでしまった様子が見て取れますね。

ここに真鍮板を貼付けて削って直します
0.3mmの真鍮板を削って埋める為の真鍮板を作りました。

ハンダゴテを当てて強力に熱を伝えてハンダを流します。
ここはしっかりと流しておかないとダメですよね~。

余分な真鍮板をカットして削りますよ
もうほとんどわからないくらいになりましたね~。
まあ元々形状が違っていた訳ではないので修正は楽ですね。

とここまでは余分な作業ですね間違えて削らなかったらしなくても良い作業なのですから・・・
真鍮板を使ってラジエターのモールドを作ります
こんな感じでボンネットの形状を逃がす形にしますよ・・・
この真鍮板を先程作ったラジエターに巻いて作るんですよね・・・やっと思い出しましたよ。

巻いてハンダ付けをしました
中央上側に少し隙間が有りますからこの部分はハンマーリングで隙間を小さくします。
上手くいくと良いですけどね・・・ダメならやり直しかな!?

隙間も何とか修正出来たので周りを削って仕上げています
中央の凹みの部分にはラジエターメッシュを貼付けますので一段奥まった位置にして置くのが正解ですね。

バフをかけて綺麗にしてみましたよ
傷が有ってはメッキが出来ませんからね。

フロントエプロンの長さが足らないのでエプロンの下側にメタルを盛り足しておきましょう。
この後は表面の余分なメタルを削って整えておきます。

トースカンを使ってエプロンの高さをけがいて調整致します。
他の部分と高さを合わせて調節致します。

アトランティックのボディが4台分しか有りませんがもう一台は製作中の作品を仕舞ってある引き出しの中に保管してあります