Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組み立てVer.10

2016-11-04 21:29:05 |  Stratos JeansChicago

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今日の山陰は一日中穏やかな良い天気でした。
午前中は畑でオクラを撤去しました。
もう寒くなりまして元気が無くなってしまったんです、もう11月なのですから寒くなるのも仕方がないですね。
オクラを抜いたらマルチを片付けて苦土石灰を撒きまして耕耘機で起こします。
ここまでしておけば後はどうにでもなります。
次は何を植えようか・・・からし菜か高菜か水菜か・・・迷う所ですね。
ニンニクの追加も有りか。
全ての農作業は時期的にも11月中に全て終えておかなければなりません。

さて仕事をスタートさせましょう。
昨日塗ったブレーキマスターシリンダーのリザーブタンクですがオイルは普通2/3程入っていますのでオイルが有る部分と無い部分とは色が違って見えます。
3個作って一番良さそうな物を使います画像で言いますと一番左側の物を使う事にしました。
下側は少し濃く見えますし上側の部分は少し白っぽく見えますので上側の色っぽい部分を塗ってみました。
樹脂製のタンクは場所によって厚みが違いますからその透明度もまちまちでしてむらが有る様に見えるのです。
角の部分は成型時に薄くなりますから少し濃いめの色付けをしておきます・・・しかしあまりにも小さいのでよく見えないと言うのが本音ですね。

塗った部品をボディに取り付けました。
こんな感じになります。
狭いフロントフードの中に色々な質感の部品が並びます、なかなか賑やかな感じになりましたね。
しかし、これで終わりでは有りません。

このリザーブタンクには蓋が無いですよね。
蓋が無ければブレーキオイルを入れる事が出来ませんからね〜
蓋はまた違った質感を持たせなければなりません。
なぜなら蓋は少し厚めの樹脂を使っている事が多いのでタンクの部分よりも白く見えるのです。
今回使った素材はタミヤの1.0mmのプラの丸棒をカットした物をつかいました。
厚みが問題でして0.5mmも有りますとボンネットに干渉してしまいますから0.3mm程で納めないといけないのです。

リザーブタンクの蓋を取り付けました。
如何でしょうか?これで1/43です。
なかなか良い感じだと思うのです。
フロントフードの中で残っているのがスペアタイヤのロックくらいでしょうか・・・。

ボディの方と並行してドアの方も組み立てを進めておかなければならないですね。
最初の作業はドアの内装を取り付けます。
本来ならばドアガラスを取り付けのが最初なんですがドアの内側に合わせてドアガラスを取り付けますと角度が合わないのでドアガラスは内装の上側に取り付ける様にします。

ドアに付ける部品も仕上げにかかります。
ドアのオープナーなどはエッチング製の部品なのですが、これもまたそのまま取り付けると如何にも取って付けた感じになりますから部品全体をミッチャクロンで塗っておいてセミグロスブラックで塗りました。
オープナーの部分はメッキなので凸部分をシンナーを含ませた硬めの綿棒で拭き取って再現しておきます。
この時に柔らかい綿棒で拭きますと凹んだ部分まで塗料が落ちてしまいますから硬く巻いた綿棒を使います。

内装はこんな感じになります。
ドアガラスを支えているのはドアの内張りの溝に有る丸いダイヤルですが、サイドウインドウを一番下げた部分にしたいのでこの丸いダイヤルも溝の一番下の部分に取り付けます。
勿論全閉でドアガラスを取り付ける場合は一番上になります。

ドアの外側もドアオープナーを取り付けておきます。
これは凹みが有りますので難しくは有りません、但し向きを間違えない様に取り付けて下さい。

フロントフードの中も一段落しました(まだ残っていますが・・・)
次はコクピットですね。
シフトレバーの取り付け部分を取り付けます。
これはエッチングで用意されている物が雰囲気が良いのでこれを使いましょう。

ただしシフトレバーはメタル製の物ではその表現が十分ではない様に思いましたので、洋白線の0.5mmとアルミパイプを使ってシフトレバーとノブを作っておきました。ノブは木製の様ですのでそれらしく塗装をしておきます。

本日最後の仕事はまた旋盤を使って何かを削っています。
直径2.0mmに削って端面に1.5mmのエンドミルで0.2mmの深さに凹みを作ります。

削った物はこんな感じですが・・・貴方は何かわかりますか?

まだ仕上げていませんが、これはダッシュボードに取り付けられている2個のストップウォッチですね。
さすがに今ではこんな物は使わないかもしれませんね・・・今ならデジタル時計とかGPSとか使うのでしょうか?
でもストラトスの時代はラリーマスターとストップウォッチが一般的な時代なんです。
先程削り出した物が外径が2.0mm中の凹みが1.5mmでしたが外側の丸みが表現出来なかったので外径2.3mm中の凹みは1.5mmのままと言う寸法に削り直しました。
僅かに0.3mmなんですがその違いは一目瞭然です。