Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.19

2016-11-13 18:20:23 |  Stratos JeansChicago

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山陰は今日も良い天気でしたね。
お昼頃は外でもかなり暖かくて過ごしやすかったですよ。
そんな暖かさの中で赤タマネギの苗を追加で150本程買って来ましたからそれを植えてしまわないと苗が枯れてしまいます。
そんな仕事をさっさと片付けてからイチジクの収穫・・・まだ穫れるんですよ。
もう結構気温が下がって来ていますのでそんなに毎日は収穫出来ないですが4〜5日おきくらいにCafeで使う程度は収穫しています。
まあそれも後いつまで続くのかはちょっと不明です。

お昼はCafeの方に沢山のお客様がご来店頂きましたので、こちらにも御呼びがかかりまして2時頃までお手伝いをしておりました。
普通なら家内の妹が手伝ってくれるのですが本日は何やらお出かけらしいです。
もうこの時間なら帰宅していると思いますが・・・楽しかったかな?

そんな手伝いをしながらも午後からは制作開始です。
本日最初のご紹介はフロントカウルです。
一晩シンナーに浸けておきましたらこんな感じになりました。
クリアーとボディカラーの部分は既に浮き上がっていますのでこのまま剥がしましたがその下のサフの部分はなかなか剥がす事が出来ませんでした。

仕方が無いのでカウルをガレージの方に運びまして剥離剤を使って奇麗に落としました。
最初から剥離剤を使えば良さそうな物ですが、剥離剤が手に付きますと痛いのです。

せっかく塗装を落として奇麗にしましたのでボディにカウルを合わせてもう一度整形致しました。
合わせ目のクリアランスを再調整するのですがどれ位間隔を取るのかが難しいですね、広過ぎると見た目が悪いし狭いとカウルが干渉して閉まらなくなってしまいます。

その後サフを塗りました
深めの傷の有る部分はサフを爪楊枝で盛っておきますと溶きパテの様に使えます。
もちろんウレタン塗料ですから強度は十分でしょう。

サフが硬化しましたら中研ぎを入れます。
溶きパテの様に使ったサフもこの時点で奇麗に研いで整えておきます。
多少下地が出ても気にせず面を整える事を第一目標にして研いでゆきます。

その後にエアブローしてサフのカスを飛ばしましてボディカラーを塗ります。
塗料は当然ながらウレタンのボディカラーを使って塗っています。

次は昨日作っていたテールレンズですがデカールの水分が無くなったのでウレタンクリアーを塗りました。
厚塗りをしますとポッテリしてしまいますからここは最小限で済ませましょう。

そして硬化したら取付けます
接着前にもう一度位置を確認します・・・この後接着しました。

次はエンジンルームの中の最後の部品製作です。
真鍮丸棒を旋盤で削っております。
直径は2.2mm程で中心に0.6mmの穴を開けています。
この穴の中に外形0.6mm内径0.2mmの真鍮パイプを差し込んで接着します。

穴の開いた面の角の部分は角をL型に落としています。
そしてコイルの中央部分にコイルを止める為のバンドをモールドします。
その後にカットして点火コイルにします。

部品をカットして穴の開いた部分に真鍮パイプを差し込んで接着したのがこの画像です。
真鍮パイプの部分はまだカットしただけなので斜めになっていますがこの後ここを削って整形致します。
ピンセットの先と比べてみますとその大きさが如何に小さいのかご理解頂けるのでは無いでしょうか。

点火コイルを塗装して見ました。
コイルを固定するバンドの部分はマスキングして塗装して有りますので真鍮を生かした物になります。
コイルの上側の絶縁体の部分は色々なカラーの物が有りますが茶色というのがイメージなのでこのカラーにしてみました。
日本の方は恐らくこのイメージなんじゃないかと思いますが・・・
指で持って塗装をするのが困難だったのでマスキングテープでコイルの下側を保持しておきまして塗装をしております。
小さな部品は固定が難しいですね、細かな部品が作れるか作れないかのポイントは固定が出来るか出来ないかが分かれ目になります。

コイルを固定する為にアルミ板のステーを作りましてコイル本体を固定しております。


コイルを取付ければ後はフロントカウルの塗り直しで完成となりそうですね。