Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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2号車サフェーサー塗裝

2016-11-22 21:03:07 |  Stratos JeansChicago

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今朝の東北沖の太平洋の地震は驚きましたね。
そして津波ですが5年前を思い出しました。
かなり長時間揺れたみたいですが東北方面のみなさんは被害は無かったでしょうか?
山陰も1ヶ月前に隣の鳥取県を震源とする大きな地震が有りましたので人ごとでは有りません、余震も有るでしょうし一日も早く収束する事をお祈り致します。

朝はコーヒーなど自宅で飲みまして・・・少し遅めに出勤しました。
隣町のとあるCafeにモーニングサービスを偵察に行きました。
中途半端な時間に食べた物でお昼ご飯はサラダなどの軽い物で済ませました。
午後からは雨の予報でしたがそれでも何とか雨が降りそうも無かったので生姜とイチジクを収穫しました。
生姜は寒くなりますと腐ってしまいますのでこの辺りで掘りとっておかなければなりません。
丁度良いタイミングでした。

さて昨日はデカールの製作で製作を進める事が出来ませんでしたので今日はぜひ進めておきたい所なのです。
塗装の準備をした部品を塗裝ブースに入れて塗ってゆきますが何となく調子が良く無い・・・。
調子が良く無いのは私の腕では無くコンプレッサーです。
それでも何とかボディ以外の部品にサフェーサーを塗り終えました。

私のコンプレッサーはこのアトリエを建てる前に自宅で製作をしている時に新調した物でエアーテックス製の物でツインシリンダーの強力な物で空気の吐出量は多い方だと思って買った物です。
もう10年位使った物です。
前に使っていたグンゼのL10は息子が上京する時にプレゼントしてその代わりに買ったと思います。
まあ毎日使う物ではないのでそんなに使い倒した様は記憶は無いのです。
早速塗装ブースから取り出しまして外観をザックリ掃除しました。
点検した所ではエアホースのジョイントから若干のエア漏れが有りました。
圧縮空気の中の水分でジョイントが腐食した物と判明しました。
その部分をエア漏れが無い様にメクラ蓋をしておきましてスイッチをオンにしてもエアの溜まりが遅いのです。
どうやらコンプレッサー本体に問題が出ている様です。

シリンダーヘッドを外してみますとワンウェーバルブが反り上がっていましてこれではなかなかエアが貯まらないですね。

コチラはピストンの上部に付いている同様のバルブです。
コチラも曲がっていましてピストンに密着していないですね。
普通修理するならこのビスを外して反りを直してやれば修理完了となるのです。

上側のシリンダーは1次側の物なのでバルブを止めているビスは何とか外れそうなんですが、下側の2次側はビスが配管から逆流して来た水分で腐食が激しく外れません。

2次側の上側のリードバルブを外そうとしましたらネジが折れてしまいました。
普通の方なら万事休すと言った所ですが、これでもまだ大丈夫なんですよ。
折れたビスの部分にフライス盤を使って穴を開け直してネジを切り直せば大丈夫です。

1次側のリードバルブはこの通り・・・綺麗に外れました。
年の為にネジは切り直しですしビスは新しい物に交換すれば何の問題も無いです。

2次側のピストンの下側のリードバルブを外す為に何気なくピストンを持ち上げたらそのまますっぽり抜けて来ました!?
普通なら下側にクランクが有りましてピストンとクランクはコンロッドで結ばれていますのでそう簡単には抜けて来ないはずです。
下側のカバーを外してみましたら何とモーターのシャフトが折れています!
破断したシャフトを良く観察しますと一部1/4程錆びている部分が有ります。
このクランクには小さなバランスウエイトが有るのですがバランスを取りきれず回っているうちに金属疲労を起こして折れてしまった様です。
錆びた部分は最初からスが有ったのかも、ですから余計に弱かったのかもしれません。

コンプレッサーもここが壊れれば万事休すですね、これは修理に出してもモーター交換、リードバルブも交換、ピストン/シリンダーも交換しますとほぼ全部交換になってしまいます。
これなら買った方が安いかもしれません。
確かこのコンプレッサーは高かったのにな〜残念!

コンプレッサーが壊れてしまったら塗装が出来ないので他の作業をしましょう。
ボディのプレスラインをパテで修正致します。
3号車も直しましたよね〜。

一昨日筋彫り脇の部分にパテを盛っていましたのでそれを研磨しました。
リアカウルはこれで良さそうですね〜。