Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フェンダー修正及びタイヤホイールの仮組

2016-11-29 16:29:53 | Ford ModelA Hot rod

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本日の山陰は晴れだったはずなんですが、朝方雨の音で目が覚めました。
多分6時頃だったと思いますが、通り雨の様でしばらくしたらぱったり音がしなくなったですね。
多分、夢ではなかったと思いますが。

夕方になってやっと晴れ間が出てきました。
朝からほぼ曇り状態だったのですが・・・これでも晴れって言う事なのかな?
もう少し天気が良ければ車を少し動かしてやるのですが・・・。


さて本日は飲み会の関係で少し早めの更新です。
この所色々やっている事は有るのですがどうも断片的な作業が多いのでまとまった所からお知らせしてみましょう。
FordModel A Hot rodは先日タイヤとホイールを作りました。
ここからする事は決まっていますね、そう車の姿勢を決める事ですね。
個人の印象はそれぞれ違うかもしれませんがホットロッドと言いますと私の印象では前下がりでフロントタイヤは細くリアタイヤは目一杯大きくて後ろ上がりな姿勢がイメージなんです。
元々のミニカーでは幅が狭かったフェンダーも少し広く加工しました。
後は姿勢が決まれば制作が大きく前進した様に見えますね(笑)

さてまずはフェンダー裏側のパテを削ります。
この部分のパテは入り角が多くて作業をしにくいのですがやらないと前に進めませんから時間をかけてゆっくり作業をします。
最終的にはこの部分は一度レジンでキャスティングし直す事になると思います。
パテ細工になっても気にしなくても良いのです。

フェンダーの裏を削っていましたら気になるモールドが有りました。
これはノーマルの直列エンジンのノーマルマフラーのモールドですね。
ホットロッドはV8エンジンが大多数ですからこのノーマルマフラーは不要です。
この際削っておきましょう・・・。
下側なので見えないからそのままで良いと思われる方も有るかもしれませんがこの辺りの細かな部分は実車を理解していないとそのままになってしまいやすい部分です。
お客様の為に作る訳ですから自分の知識の中で間違いない物を作るべきであると思います。
市販ミニカーの中にはミッドシップのはずなのにフロントエンジンのモールドが有ったりする物も有ります、見た時に興醒めしてしまうのは私だけではないでしょう。

さてダミーホイールを取り外しまして少し前に作ったホイールを取付けてみました。
ダミーホイールは1.0mmのシャフト、今回の物は1.5mmのシャフトを使いますので車高が0.25mm上がってしまいますが、真横から見た印象は悪くないですね。
下げるのは車軸の受けを少し削ってやれば良いので調節は難しく有りませんがほぼこれで良いのではないかと思います。

フロントのホイールとフェンダーの位置関係はこんな感じです。
現代の車の模型ではホイールにかぶる位低くした物を見かけますが、エアサスでも付いていない限りこれでは走れない様な物もあります。
まあ好みなんでどれでも良いのですがクラシックカーの場合はフェンダーの奥まで皆見えてしまいますから車高出しはシビアになりますね。

リアはこれくらい上げてあります。
ホイールはほんの僅か大きい、タイヤの外形はかなり大きいのですが、その大きなタイヤを持って来てもフェンダーとの間にこれだけのクリアランスが有ります。

多少タイヤがはみ出していてもアメリカでは多分なんとも無いでしょう。
ましてこれ位ははみ出しているとは言わない可能性が有りますね。
フェンダーが無い車両も有りますからね。
グンと踏ん張ったフロントタイヤがやる気にさせてくれますね。

この角度から見ますと前が下がっている印象は無いですね。
ボディがバンのボディなので少し上側が重い印象ですが・・・まあこんなのも良いのではないでしょうか!?