Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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AMR 1/43 BMW320 Schnitzer Groupe5 Ch.All.79

2013-03-27 12:09:37 | 最近手に入れたキットのご紹介
今回入手したのはAMR 1/43 BMW320 Schnitzer Groupe5 Ch.All.79です。
いささか長い名前なんですが・・・

またキットを買ったの?と思われる方も有るかもしれませんが、古いキットと言うのはご縁が無いと巡り会えない物でして見つけて買える金額なら取り敢えず買っておく方が良いかと思います。
しかもこの不況!?下でキットの値段は買える人が少なくなって来るから上がらない。
給料は輸出関連の中で上がる企業も有りますが一般的な企業ではまだまだ賃上げと言うのは不透明ではないでしょうか?私は実態と理想のねじれ現象が起きている様にしか見えないのですが・・・またこのねじれがどこかで元に戻ろうとしてバブルが弾けた様に一気に混乱を引き起こすのではないかと危惧しております。
まあ私は経済学者でもなんでもないのですから余り気にしないでおいて頂きたいです・・・ですがもしそうなったら私がそんな心配をしていたと思い出して頂きたいですね。
現状を分析するとまだ不況下ですからキットは買いの時期ですね、ではどこから買うのかと言えば海外は円安で推移していますので今は国内で売りに出されている価値ある物(普通だったら高価で買えない様な物)を値段が上がらないうちに買っておくと言うのが良いのではないか・・・と。

前置きが長くなってしまいましたが・・・
本日のご紹介はAMR 1/43 BMW320 Schnitzer Groupe5 Ch.All.79です。

この車ボディをよく見ると少し鼻先の長いBMW320の様に見えますが実はそれだけでは無くリアのウインドウはエクストラウインドを追加して空気抵抗が少ないであろうハッチバックに改造されているのです。
ですから完成後に見るとトヨタのセリカLBターボにそっくり・・・。昔タミヤのプラモデルで1/24と1/20そしてラジコンカーに有ったモデルですね。
それもそのはず作ったのはドイツのシュニッツアー社が開発をした物だからなのです、当時はこの形状が最良と信じられていたんですね。
Ruf製のBMWのキットではフロントのボンネットはボディと別体になっていて後で接着する構造、しかもボンネットの部分は穴が開いていない構造の物が多かったのですがこのキットではボンネットが付く部分は穴が開いています。この辺りの構造を見ると他のBMW320とは全く原型が違うと言う事なのでしょうか?

キットに付属しているバキュームを見ると・・・ン!?ふつうのBMW320の物と変わらない部品が付いています。
これじゃああの特殊な形状にはならないな~

箱の中をよく見るとリアウインドウだけが別パーツになっていました!ちょっと安心しました(笑)
まあ無い物は作るし問題は無いのですが・・・


このキットの箱はAMRになっていますが確か前回買い損ねた物はミニチャンプスのパッケージだった様な記憶が有りますね。
どっちからも出ていたんでしょうか??


エンジンの組み立て・・・更にパーツを追加します

2013-03-26 22:24:26 | Bluebird 1933
本日の山陰はとてもいい天気でしたがやはり少し寒い・・・。
外で作業をするには丁度良いですけど・・・せっかく芽が出たレタスや水菜の苗にはちょっと気の毒かな。

本日もエンジンの製作の続きを行います。
昨日は片方のデスビのコードを取付けて完成させましたが本日はもう一方のデスビを組み立てます。

全てのコードを取付けたら90度に外側に向って折り曲げます、そして上側の蓋になる部分を接着してやると放射状にでている感じになります。

今度は細かなリングを作っています、素材は0.3mmの真鍮線ですが・・・これだけ細かいとちょっと難しい。
リングと言っても、「?」型に曲げるのです。
何に使うのかと言えばコードの束ねに使うのですが本来なら「O」型で良いのですが位置を決めておきたいので下にピンを付けてシリンダーに固定したいのです。

前から後ろに向って通るコードの数が少なくなって来るのでリングの直径は後ろに行くに従って小さくなります。
よってこんな感ですね・・・片側6個で6種類の大きさの物を両方で12個作りました、机の上で行方不明になるとまずいのでマスキングテープの粘着部分に停めて管理しています。

今日は余りすすまかなったですね、他にもエンジンの塗装の手直しをしていました、画像は無いですけどね(笑)

Esprit43 1/43 Ferrari 375MM S/N0378

2013-03-25 21:31:53 | 最近手に入れたキットのご紹介
最初に書いておきますがこのキットは販売用の物では有りません、と言うかこのプロポーションキットに27800円も出される方が他にいらっしゃるとは余り思えないのです。
間違えないで下さいねこのキットがダメだとは言っていませんからね。
この円安のお陰で高価な物になり過ぎていると言っているのです、本当は皆さんに買って頂きたいキットでは有りますがさすがにプロポーションキットにこの値段はね~ちょっと有りえないですね。

キットが入っている箱はこんな感じで右上にシリアルが書いてあります。
購入ルートは秘中の秘なのでここではシリアルナンバーを加工させて頂いておりますが45個しか存在しないキットのようですね。
本当に45個で元が取れるのでしょうか??

キットの中身はメタル製のボディとエッチングホイール/タイヤ僅かのメタル部品とバキューム及びデカールと言う所ですね。

ボディはなかなか堂々とした感じで良いのでは無いでしょうか・・・キャストも問題なく綺麗ですね。

シャーシの裏にはこの375MMとして出てくるバリエーションキットの生産個数が記されています
どうやらシャーシは共通で使うようですね。

こちらがエッチングですがグリルは格子状のエッチングをペタッと貼る物では無く格子を組み立てる構造になっています。
この375MMのグリルは三次元曲面のRが付いていますのでこの構造は親切ですね。


資料写真も少しだけ付いています・・・多分ボディはワンオフに近いもの、つまりおなじ375MMでもどこかしら違った所が有ると言う事なのかもしれませんね。

バキュームはこんな感じです。
このキット、何時もの製作台数よりもかなり少ないのでバキュームの生産数を間違えちゃったんでしょうか?余ってしまったらしく4枚もバキュームが入っています。
そんなに有ってもしょうがない様な気がしますね。

サフェーサー第三弾(笑)

2013-03-25 18:52:34 | Bluebird 1933
本日は外で畑作業をしようとすると雨が降ります。
3度トライしましたが3度とも降られてしまいました。
おまけに風は冷たいし日が当たると結構暖かい・・・風邪を引くには十分の気候ですね。

さて天気が良く無いので予定を変更して昨日に続いてサフを塗る事に致しました。
このブルーバード作り貯めて来た部品数が半端じゃなく多いのです。
既に乾燥機は満員御礼!!ですね。
サフを入れるまでにしておかないといけない事も有ります。
フロントノーズの裏側はまだ仕上げが荒いので削っておかないといけません、脱着式なので内側も奇麗に仕上げておく必要がある訳です。
ただ真鍮との境目を余り削ると強度が落ちますのでここはほどほどです。
後で少しだけパテを盛って奇麗に仕上げようと思っています。

ボディも同様に内側を仕上げます。
ボディはパテを多く入れる訳にはいきません。理由は皆さんよくわかって頂けると思いますがシャーシとの隙間が最小限なのでクリアランスが無くなってしまうのです。
第三弾のサフを塗っています。
その一部でこれは刻印を入れたシャーシの床板ですね。

サフが一段落したので今度は少しエンジンを仕上げてみましょうか・・・まずはデスビにプラグコードを取り付けます。
今回はV12型エンジンでツインデスビなので片側のデスビから反対側のバンクにもプラグコードが回っている様です、つまりプラグコードの長さに余裕が必要になって来る訳です。
皆さんはこんな場合一本ずつコードをカットされますか?
私はこんな場合一番長い物に揃えて24本切ってしまいます。
揃えて切る為には必要な長さを測って厚紙を切ります。
この厚紙は長手の方向が必要な長さになっていますのでこれにコードを12巻きする訳です。

両端を切ると24本のコードが出来る訳です、まあ当たり前ですが・・・。
1本1本切っていたのでは時間がかかってしょうがないですよね。
多少無駄が出ますが足らないよりも良いと思います、短いコードは継ぎ足し出来ないですからね。

デスビのコードを差し込む穴は0.3mmコードは0.28mmほどです、コードの太さにも誤差がありますから穴の中に差し込み難いので切ったコードの端を斜めにカットして・・・ほんの些細な事ですが差し込みやすさは格段に違います。

12本のコードを全部差し込んで接着致しました。
このエンジンはこの様に放射状にコードが出ているのです。

もう一つのデスビも同じ事を繰り返さなければならないですね。
目が疲れたからこの続きは明日にしましょう。



ここからは余り画像が無いんですよね~

2013-03-24 22:31:24 | Bluebird 1933
本日の山陰は晴れ時々曇りと言った所でしょうか!?
少し霞んでいるのはPMかはたまた黄砂なのかよくわからないですね。
ただ花粉は少なくなった様で目がコロコロする事も少なくなりました。


さて本日から仮組が一段落したボディを分解して塗装行程に入ります。
まずはシャーシの分解から・・・けっこう部品点数が有りまして分解するも組み立て方が分らなくなりそうな気がします・・・気の性か!?

仮組を解いたらしなくてはならない作業がいくつか有ります。
一つはスロットルペダルからリンゲージが延びてエンジンに至るまでに真っ直ぐ延びる訳では有りません位置関係が難しい関係なんです・・・そこでテコの原理を使ったリンクを取付けるために支点をファイヤーウォールのエンジン側に取付けます。
レバー比は分らないので1:1としておきます。

リンクを付けてみるとこんな感じになります。
ここでの注意点は支点をファイヤーウォールから少し離れた位置にしておかないとリンクが動かないという事ですね。エンジンを避けた良い位置に支点を作っています。

もう一つはリアのジャッキアップポイントの内側にネジを切っておきます。
ここは一度作っておりますが構造を変更しておりますのでもう一度やり直しという事になります。

こちらは、前側のジャッキアップポイントですが部品を作る途中の状態です。
このパイプ状の部分をフレーム前側のフロントノーズの中にハンダ付けします。
つまりこの車はフロントノーズを外さないとジャッキアップが出来ないという事ですね。

いよいよ第一段階の部品はサフを塗っています、塗装になると急に画像が少なくなってしまうんですよ~サフを塗りましたという事でさえ1度画像をアップしておけば塗った事が分りますからね~しかし実際の作業は部品点数が多くかなりサフを塗る時間がかかってしまうのも事実です。

第2弾の部品達です・・・

ボディの部品も全て外しました。
ボディはサフまでに裏側を綺麗に仕上げなければなりませんね。

第2弾のサフを塗っております。


そうそう先日ご依頼者の方に電話したと書きましたが理由はその塗色の問題に付いてです。
画像が1935年当時の物なので全てモノクロ写真なのです、しかも感度が良く無いので白い部分は完全に飛んでしまって質感が無いし暗い部分は真っ暗につぶれてしまいコレまたわからない。
しかもモノクロだから色が全くわからないんですよ。
なのでご依頼人の方のイメージが優先という事になりました、それに少し当時の事情を加味して決めてみました。
ボディはブルー、このブルーはパンドラモデルの完成品のブルーに準じた物に・・・隣に並べるために余り大きな開きが有っては良く無いだろうという判断です。
フレームはグレー、エンジンはスピットファイヤーなどのエンジンはほとんど半光沢のブラックが指定されていますのでその色にしました。
問題はボディの裏側ですがシャーシとは違う明るさのグレーにします。
色味を変化させる事で複雑な構造が理解して頂けるのではないかと・・・

エンジンはすでに半つやブラックに塗られています。