Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.11

2015-08-16 21:15:22 | Bugatti Type57SC Atlantic
いやいや毎日暑いですね~
今日も安来市は月輪まつりというお祭りでしてなかなか忙しい一日でした。
午前中は少し時間が有るかな?と思って畑で収穫をしていましたら見てはいけない物を発見!!
ヘチマの様に育ったキュウリが2本も・・・ウヘ~ェ!!
そしてオクラを収穫していると・・・もう食べれない位大きく育ったオクラを何本か発見!!これはまあ最悪種用に残しておいても良いかな・・・(笑)
イチジクは順調に生育していまして今日は4個だけ収穫。
本格的に取れる様になれば一日で小さめのバケツに1杯くらいは取れるはず・・・。
そんな事をしていたらもう昼前になってしまい昨夜祭の当番でもらったカップ焼きそば「UFO」のめんたいこマヨネーズ味!?を食べてステージの準備に出発ですね。
途中で町内会に貸し出し用のCDデッキをアトリエに忘れた事を思い出して取りにアトリエまで引っ返したのは内緒です(笑)
おかげで15分程遅刻をしてしまってひんしゅくモノでした。
そう私は荷物を運ぶ為の軽トラックを持って行く事になっていたんですね・・・仕事にならないじゃないか~俺!!
ステージの準備は2時間程で完了しましたがアトリエに帰るともう3時になっていました・・・ここから6時までが制作時間になります。
そうそう午後から荷物が一つ届きました。

まあ特に珍しい物じゃないんだけど・・・
こんな物が来たんですよ
キャロルとRX-7そしてビアンキのエッチングですね・・・そうそうブガッティT57のエッチングも多少有りましたね。


そしてこの頃洋白の丸棒を削っていますが素材の在庫が底をついてしまったので宮城県から取り寄せました。
近くの島根県鉄工会でも取り寄せが出来るのですがお盆休みという事も有りまして手配に時間がかかりそうなのでいつもの通販でお取り寄せです。

さて今日も洋白素材を削っています・・・が
昨日は取り寄せた10本の洋白線の両端を加工する事で20個の部品を作りかけていましたが、1台のエンジンに付き8個のプラグホールの部品が必要になります。から5台分で40個の部品が必要なんですね~。
同じ部品を作る場合には刃物の調整をし直さなくても良い様に同じ作業は連続的に行なった方が都合が良いのです・・・と言う事は20本の洋白線を使い一度に加工した方が精度も良く時間を短縮出来るのです。
でも今回はアマゾンの通販の方に1セットしか在庫が無かったので一袋10本しか手配出来なかったのです。
そこで・・・加工しかけの洋白線を中央でカットして20本にしましたとさ!
これで20本の洋白線の両端を使って加工すれば40個の部品を加工出来る事になります。
但し半分に切ると言う事は1本あたりが短くなってしまいますので無駄が多くなってしまう事も事実なんで余りやりたく無い方法なんです。

加工の途中の様子です・・・
1.5mmの洋白線の中央にセンタードリルで当たりを付けておいて1.2mmのキリで深さ1.4mmの穴を掘ってゆきます。

次に掘った1.2mmの穴の奥に0.6mmのキリで深さ0.5mm程掘ります。
この穴に後でプラグをさし込む訳ですね。

こうして加工した物を長さ1.8mmに突っ切りバイトで切ってやります。
こんな感じの部品になります。

キリコと一緒になっていますが作った40個の部品ですね。まだ削って調整を必要としますがこれでプラグホールの部品の目処がたちましたね~。

明日は少し雑務も落ち着くでしょうからプラグやその碍子の部分を作ってみようと思っています。


エンジンの制作Ver.10

2015-08-15 18:04:02 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も良い天気で雨も降らず良い天気でしたね~。
こんなに良い天気でもなかなか忙しく早朝に出勤し野菜の収穫(オクラ・茄子・キュウリ・イチジク・黄桃!)を収穫しておきました・・・10時からは安来市文化協会の月輪あかり展の当番で13時まで会場に貼り付きます。
その後は昨日失礼していた親戚周りを開始ですね~
昔から考えると件数こそ少なくなっていますが毎年欠かさず続けているのでね~やっておかないとご先祖様に申し訳が立たない・・・かな!?
まあ止めようと思えばいつでも止められるかもしれませんが、ご先祖さん有っての私ですからね~やるべき事はやっておかないと気分が良くないですね。
アトリエに帰って来たのが午後3時頃でしたでしょうか・・・
今夜は月輪神事の当番なので夕方19時からお役目ですね~自宅に帰るのはもう明日になってからですね~。
そして明日は12時から自宅の有る町内のステージの準備に出かけまして・・・多分2~3時間位でしょうか・・・。
夕方からはステージの音響係としてまた12時頃まで・・・ステージ番ですね。
明後日も同様に19時から12時を過ぎる頃までステージ番・・・
その先の18日も夕方5時頃から片付けと打ち上げが待っています。
本日の収穫の中で変わり種の黄桃です
左側は少し小振りですが右側の大きい事!!脇に置いてある100円玉が1円か!?って言う大きさに見えます(笑)


昨日のエントリーの中で1.5mmの洋白線を密林系の通販にオーダーしたと書きましたら昨日発送のご連絡を頂きました。
こんな場合普通は実にビジネスライクなご連絡を頂きますね。
ところが今回はちょっと違いました・・・

この洋白線の注文はアマゾンのマーケットプレイスでオーダーしたので実際の発送は各ショップさんからになってくるんですね~
最初の発送の連絡はこのショップさんから来たのですがこの文面を見てちょっとびっくり致しました。
実に思いもしなかった一文が入っていたんです。

前略ーーーーーーーー

余談ですが、いつもブログの方たのしく拝見させていただいております。
今後出来る作品や1/1の情報などこれからもたのしみにしております。

また、ご縁がございましたら宜しくお願い申し上げます。
あらためて、この度はご利用いただき誠にありがとうございました。

後略ーーーーーーーー

なんとブログの読者の方だった・・・!(笑)
ネット通販というのは今まで実にビジネスライクな物だった。
それで普通だと思っていたのです・・・
そして本日商品が無事に到着しました!


こちらこそお世話になっております、本日無事に商品が届きました、有り難うございました。
これからもよろしくお願い致します。


さて制作ですが時間が3時間少々で制作してからブログを書いて更新しておかなければ今日は自宅に帰ってからは絶対に更新出来ないですからね~。
早速到着した材料はこちらです。

届いた洋白線はニッパかペンチでカットされていますので切り口が奇麗では有りません、まずは旋盤に固定して切り口を整えます。

旋盤で切り口を削りまして平面を出します。

次にセンタードリルでセンターを出します。

次に1.2mmのドリルで深さ1.4mm掘り込みます。

実に簡単な作業なんですが5台分で40個のパーツを作らなければなりませんからチャックに止めて加工して外して・・・を一つの作業に付き40回繰り返します。
今日は3つの作業をそれぞれ40回行った訳ですから120回の部材脱着をした事になります・・・これで3時間の時間を全て費やしております。
でもまだ完成していないんですけどね~。






エンジンの制作Ver.9

2015-08-14 17:33:06 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨日と一転天気が良くなりましたね~
お昼頃でしたか・・・少し雨がパラつきましたが大勢に影響なく・・・一瞬で乾いてしまいました。
遠くの山の方を見ますと少し黒い雲が有りますが・・・アトリエのまわりには影響は有りませんでした。
本日は自宅の周辺がお盆期間中お祭りなので朝から町内の仕事で準備をしてきました。
お昼には厨房のK子さんがお休みな為にお店の方に出勤・・・2時頃までは厨房で働き・・・
それ以降5時くらいまでが賞味の制作時間となりました・・・たったの3時間程ですが・・・その間アトリエにご来店が7名様・・・何と忙しい事でしょう。
それでも手はしっかりと動いておりまして・・・制作は進んでいますよ(笑)
夕方からは家内の実家に墓参りに出かけますから大変忙しい・・・。

前置きはそうそうに切り上げまして制作のご紹介です。
本日は昨日の続きでシリンダーヘッドを組立ててゆきたいと思います。
実は今日もフライスで部品を削っております。
シリンダーヘッドのカムホルダーの部分の部品ですが寸法が間違っていて0.1mmだけ小さな物が1本だけ有りまして、削り直していたのです。
ブログをご覧の皆さんは0.1mmくらい大丈夫じゃないの?と思われるかもしれませんが見た目でわかるんですよね~
しかも制作している自分には嘘をつく事が出来ないのでこんな場合は作り直しておいた方が精神衛生上良い訳ですね。

部品が揃いましたからシリンダーヘッドをハンダ付けで組立てました。
これで5台分ですね~。
結構時間がかかってしまいましたが満足な出来じゃないかと思います。

シリンダーヘッドをご覧になっていてプラグホールが少し大きめな事に気が付かれた方はいらっしゃるでしょうか?
実は実車もこの部分の部品はヘッド本体とは別部品になっていましてその中にプラグをねじ込む様になっています。
目立つ部分なのでこの部分の部品を別部品で再現する予定だったのです。
しかし1.5mmの洋白が無いので密林系の通販で注文していますがまだ入荷が有りません・・・
早く欲しいのだけど・・・
仕方が無いので真鍮の丸棒を使って試作を進めてみましょう。
外径が1.5mmの真鍮線の中心に0.5mmの穴を開けました。

その穴をガイドにして
1.2mmの穴を深さ1.0mmに掘り込んでいます。

それを1.8mmの長さにカットします。
この1.8mmというのが微妙な長さなんですが大切な長さなのです。
と言うのもヘッドのプラグホールは深さが1.5mmの揃えてありますからこの部品の上側が0.3mmだけ上側に飛び出ているんですね・・・
実車もそれと同じ様に少しだけ飛び出た感じになっているのです。

削り出したプラグホールの部品とシリンダーヘッドです・・・
プラグホールはもう少し深くても良いかな~・・・

アドラーズネストの六角ボルトを使ってプラグを作りましょう
プラグのねじ込みの部分は六角形なのでこの部品を使うのです・・・それをプラグホールにセットしますとこんな感じ・・・。

それをシリンダーヘッドに取付けて真鍮パイプでプラグの碍子の部分を再現しますと・・・
良い感じになりましたね~。


洋白線の1.5mmが到着しましたらこの部分を制作する事が出来ますね~。
ただ5台分で40個も作らないといけないのは少し憂鬱ですけどね~(笑)

エンジンの制作Ver.8

2015-08-13 18:06:09 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日の山陰は雨模様になりました、確か記憶では前回雨が降ったのが7月22日だったと思いますので20日以上雨が降らなかった事になりますね~。
まあこの時期の山陰としては珍しい事では無くなったですがもう少し雨が欲しいですね。
中庭の芝生は水をもらって一層緑が濃くなった感じがします。

さてFerrari348Zagatoの追加画像が有ります
この画像はエンジンを車体に搭載する前の整備途中の画像です。
1番シリンダーのピストン上始点を出している様ですね。
量産の車はタイミングベルトを張る場合にクランクプーリーやフライホイールカムシャフトのスプロケットにタイミングを示す合わせマークが刻んであります。
これは整備を容易にする為の物なんですがどんなエンジンでもきちんとこのマークが出ている訳では有りません、つまりこれが誤差という物なんですね。
ですからこの誤差を突き詰めて正規の性能を出す為には面倒でも1番シリンダーの上始点とかカムシャフトがバルブを開くタイミングを計測しながらバルブタイミングを合わせてゆく作業が必要になってきます・・・今まさにこの作業をしている画像なのですね。

エンジン側から出した針にクランクシャフトに付けた分度器の0点を合わせておきます。
ここが全ての基準になる訳ね・・・。


この写真はよくわからないけど・・・
部品は恐らくブレーキキャリパーの中に有るキャリパーピストンでしょうね・・・ここの長さを測る意味はよくわからないけど・・・何か寸法を記憶しておきたかったのかな?
ピストン本体にはピストンが動いた時に出来る傷が全く無い事から新車に近い物という事が出来ますね。
さすがに20年も経過していますからピストンには錆色の様な模様が出来ています、ブレーキオイルは空気中の水分を吸湿してしまうのでほんの僅かな水分で模様が付いてしまう事が有ります。
左側の方が多分ブレーキパッドに当たる部分で右側はブレーキオイルが押してくる面になります。
特に左側の溝にはゴム製のシールラバーが付く部分なので溝より右側はブレーキ用のシリコングリースに覆われているかブレーキオイルにひたっているので錆びる事はまず無いのですが左側は通常空気と触れていたりパッドのダストが付きますので錆びていても不思議じゃないけど奇麗なままですね。
これもまたほとんど走っていない証明にもなりますね。


今日は余談が多いのですが・・・
最近はこんなのを買ったりしていました・・・

これは何かって?
エッチング板を作る物ですよ!
そしてこんなのも買っています

Ws43さんが紹介しておられた物です。
まだ使っていないのでどうとも言えないのですが、元々はプリント基板を作る為の物の様ですね。
けっこう細かな物まで作れそうです・・・
今までは簡易な方法としてはF式エッチング(自分で検索してみて下さいね・・・笑)とかが有りましたがコピー機のトナーやレーザープリンターのトナーを使う為に保護膜が弱い傾向が有りまして直線がエッチングによりギザギザになってしまいました、またトナーが傷が付きやすかったので傷が付いてしまった部分は油性ペンなどでタッチアップが必要だったりしましたから余り細かな物には向いていなかったのです。
今の所は専門業者にエッチングを発注していますが小回りが利かないとか、業者がいつまで対応してくれるのか・・・不確定要素が多い分野なので最終的には納得いく物を自分で作れる様にしておくというのは必要ではないかと思っています。
例えばいきなりZモデルさんが無くなっても自分である程度対応出来る様になっておけば心配いらないじゃないでしょうか!?

さてこのブルーのフィルムの様な物ですが
開けてみますと表は艶があります裏は艶がありません・・・物としてはOHPフィルムにブルーの印刷がしてある感じですね。

近日中にこれを試してみたいと思っていますが・・・また試してからご報告を致しましょう。

さて長い前置きでしたが制作に入りましょう・・・(笑)

今日はまたフライス盤で削っています・・・この8日間ず~っと同じ作業です。

一昨日はシリンダーヘッドの中央部分を削ってありましたので今日はその上のカムケースの部分を削ります。
実は昨日もこのカムケースを削っていたのですが5台分10個削って同じ寸法で奇麗に出来た物は・・・皆無と言う状況でして昨日の夕方は少々凹んでいました(笑)
何故寸法が揃わなかったのかと言いますと削る部品が2.0mm各と細いのでフライスの刃物が素材に当たると素材の方が少し逃げてしまうのです。
素材を固定している側はその逃げが少なく固定していない側はその逃げが大きくなってしまうのでした。
必要な部品の長さが19mmなので突っ切りバイトで切り代を考えると20mmは長さが必要になってしまいます。
そこで割り出し円テーブルのしがたがに0.1mmの洋白を入れて逃げの分だけ最初から傾けてやろうと・・・

この作戦が巧くゆきましてエンジン5台分10本の素材を削る事が出来ました。
こんな物2mmの洋白角線を使えば良いじゃない!?と思われるかもしれませんが2.0mmの洋白角線はどうやら日本には存在しない様でしてやっぱり削って作るしか方法が無い様ですよ。

次は一昨日作ったシリンダーヘッドの中央部分にプラグホールを掘ります。
これはプロクソンのフライス盤を使いまして8個の穴を開けてゆきます。

ついにシリンダーヘッドをカットしました・・・

同じ寸法でカムホルダーもカットします・・・

カムホルダーとシリンダーヘッドは同じ寸法になる様に削って仕上げます。

シリンダーヘッドにカムホルダーを片側だけハンダ付けしてみました・・・

そして両側をハンダ付け・・・まだ1個だけ(つまり試作の域を出ていない訳ですね)

ついでにシリンダーヘッドをシリンダーとオイルパンの上に乗せてみます・・・まだ後側のギアトレインの部分は作っていないので悪しからず・・・(笑)
何となく8気筒DOHCエンジンの格好が見えてきましたね~!

明日はこの続きで他の4つのシリンダーヘッドを完成させる部分から始めましょうかね~。

エンジンの制作Ver.7

2015-08-11 21:36:42 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も良い天気でしたね~多少雲はありますが晴れの天気でした。
従ってこの所の朝の行事は欠かせません・・・潅水と収穫ね・・・収穫はトマト/キュウリ/茄子/オクラと多岐にわたっています(笑)

この頃話題にしているFerrari348Zagatoですが
昨日またご連絡を頂きましてエンジンがボディに搭載された様です・・・ホースがついているのは冷却水のエア抜きでしょうか?ポリ製のタンクがついているのでエアコンのガスの関係では無いと思います・・・
多分ですが圧縮したエア圧でこのポリタンクに負圧を発生させてエンジンの冷却水の中のエアを抜く作業だと思います・・・私は素人だから合っているかどうかは保証の限りではないですが・・・(笑)

そして車体に搭載されたエンジンとエキゾーストパイプのカバーですね。
多分ホイールハウスの部分から写した物ですね・・・フレームの一部が写っていますからね~。
エキゾーストの遮熱カバーがほとんど焼けていませんし焼けていないから錆も無い・・・
しかもエキゾーストのフランジ部分はもろに熱が加わる部分ですがコチラも焼けていない・・・
この部分は熱が回りますし水分が有ればすぐに錆が出る部分でもあります・・・でも新車だから錆も無いのですね。

何とバッテリーはこんな所に収納されているんですね・・・てっきりフロントフェンダーの左右のどちらかと思っていました。
純正マフラーも焼けていないですね・・・まあ全く焼けていないという事は無いと思いますが・・・。

その上にブレーキ無して少し走ったらしい・・・まあ敷地内で走ったと言うよりも動いたという感じでしょうか?(笑)


さて348Zagatoが少しずつ治ってゆく様子が手に取る様に画像を見れるのはなかなか楽しい事ですね。
私のブログも模型の製作を待っていらっしゃるお客様の為に毎日更新をしていますが同じ様な感じなんでしょうか?だとしたら私も続けていかなければなりませんね~
だってこんなに楽しいのですから~!!!!

そう言う事で今日も製作を始めましょう
今日もエンジンの制作ですね、それも部品の削り出しが一番難しいかもしれない部分ですね。
まずは昨日取り付けたシリンダーブロックの一番上の部分をすりあわせます。

本日もまた洋白素材の削り出しです。
本日削っているのはシリンダーヘッドですがこの部分は3分割で作る予定です。
今削ってるのはその中央の六角形の部分です。

下の画像は試作の部品ですが失敗した部品です・・・
上下寸法が少し不足しています予定では3.75mm欲しいのですがこの部品は3.5mmしか無いのです。
そして他にも問題が有りまして一番長い辺(上側になっている部分)の両サイドはカムホルダーにつながる部分なのですがその辺の長さが左右で違っています・・・もう一つの問題はその下側の下すぼまりになっている部分の角度が良く無くて上側のカムホルダーへのつながりが良く無い・・・良く無い事ばかり・・・(笑)

そして作り直してみたのがコチラです。
左右均等とカムホルダーの角度を見直してみました・・・まあ余り小さな部品なのでわかり難いかもしれませんが・・・。
まあこの部分を言葉で説明するのも難しいのですが・・・(笑)

削りの要領だけを得られれば後は何とかなります・・・どんどん削るだけね。
お客さんがいらっしゃってもそれは同じ事・・・(笑)
今日ご来店のお客様・・・フライス盤の音がうるさくて申し訳なかったですね。

御陰さまでやっと5台分の削りが完了しました。
明日はこれにまた加工をいたします・・・もう一つ試作用を作っておかなければならなかったですね。
明日はその辺りから始めましょう・・・アッ明日は水曜日で定休日でした。330P4も進めなければならないですが・・・エンジンが途中だと忘れてしまいそうでちょっと心配ですね・・・どうしましょうか?(笑)