希望&夢

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政府 「新国立」計画見通しへ

2015年07月17日 | オリ・パラ

政府は2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画を見直す方針を固めた。

総工費が2520億円に膨らんだことへの与野党や世論の批判を受け、費用を縮減する方向転換が必要だと判断した。

デザイン変更と工期延長を軸に具体案を詰める。

複数の政府関係者が7月15日、明らかにした。

いずれの場合も2019年秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会での使用が困難となる可能性があるなど、検討すべき課題は多い。

安倍首相は7月10日の国会答弁で「(デザインを変更すれば)五輪に間に合わない可能性が高い」と指摘している。

だが、現行計画を維持すれば安全保障関連法案の採決強行と相まって政権批判が高まりかねないと判断し、デザイン見直しも検討課題となった。

今月末の国際オリンピック委員会(IOC)総会までに最終判断する見込みだ。

政府関係者は取材に「計画見直しはあり得る。 世論は無視できない」と述べた。

自民党の二階総務会長は7月15日のBS番組収録で「節約する方法はないのか。 予算を縮小することになれば若干の見直しは当然必要だ」と計画修正を求めた。

総工費が当初計画より約900億円増加した大きな原因は、屋根を支える2本の巨大なアーチ構造にある。

政府の甘い見通しに与党内からも「国民に説明がつかない」などと批判が続出した。

公明党の漆原中央幹事会会長は7月15日、東京都内で記者団に「どんな経緯でこんなに大きな(金額の)違いが出てきたか。 しっかり国民に見える形で説明してほしい」と述べた。

民主党も計画撤回を強く迫っている。

工期延長案は、デザインを変更せずに期間を延ばすことで人件費を含む経費を削る内容だ。

五輪誘致の際にアピールしたデザインを変更すれば国際的信用を損なうとの懸念を踏まえた。

ラグビーW杯では五輪の運営手順も確認する。

建設計画見直しが決まれば関係機関が代替地を探すことになる。

W杯誘致に尽力した墓只五輪の大会組織委員会会長、森喜朗元首相が異論を唱える可能性がある。

「国際的信用を損なう」ということはありえないし、「工期」が間に合わないというのも変更をいやがる人達の詭弁としか見えない。

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世論調査 新国立競技場「納得できない」81%

2015年07月16日 | オリ・パラ

NHKの世論調査で、新しい国立競技場を、当初よりおよそ900億円多い2520億円をかけて建設する計画に納得できるかどうか尋ねたところ、「納得できる」と答えた人は13%、「納得できない」と答えた人は81%だった。

NHKは7月10日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の67%に当たる1024人から回答を得た。

東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場を、デザインの大幅な見直しをせず、当初よりおよそ900億円多い2520億円をかけて建設する計画に納得できるかどうか尋ねたところ、「大いに納得できる」が1%、「ある程度納得できる」が12%で、合わせて13%だった。

これに対し、「あまり納得できない」が34%、「まったく納得できない」が47%で、合わせて81%だった。

当然の結果であり、森氏に頭があがらない安倍政権の失策の一つとして大きな禍根を残すことになる。

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「誰も喜ばぬ」新国立競技場 安倍首相の間違い

2015年07月09日 | オリ・パラ

巨額の予算を投じることが決まった新国立競技場。

建築界の関係者からは批判や疑問の声が上がった。

新競技場のコンペに参加し、昨年は旧競技場の改築案を提案した建築家の伊東豊雄さんは「巨大すぎるものができる。 どこか暴力的。 誰も喜ばない施設を造っていいのか」と話した。

費用が膨らむ原因となる2本の巨大アーチについて「なぜ必要なのか、主催者側からは一度も説明がない。

これまでずるずるときてしまった」と憤る。

五輪後に開閉式の屋根を設置するなど、今後どれくらいの費用がかかるか分からない状況に「あり得ないこと。 予算内で設計をやり直すのが当然」と指摘する。

「主催者は『間に合わない』の一点張りだが、今からでもやり直すことはできる」と提案する。

建築評論家の五十嵐さんは「完成予想図を見る限りでは、下から見上げた時に、競技場の最大の特徴としているアーチが思ったより目立たないのが気になる」と話す。

「多額の予算を投じてあえてつくるならば、東京に新しい景観をつくる覚悟が必要ではないか」と指摘している。

森氏を東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に選んだことも失敗だが、安倍首相がストップさせないのも間違っているし、過去に大きな禍根を残すことになるだろう。

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新国立アーチ維持 整備費2520億円

2015年06月26日 | オリ・パラ

政府は6月24日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の整備費について、当初予定を約900億円上回る2520億円とする方針を固めた。

屋根を支える2本の巨大なアーチ構造を特徴とするデザインは維持する。

近く建設業者と工事契約を結び、10月に着工する予定で、2019年のラグビー・ワールドカップ日本大会までの完成を目指す。

景観を阻害し、コストも掛かりすぎるとして、建築家や市民からデザインの見直しを求める声が上がっていたが、政府はエ事の遅れにつながる大幅な設計変更は困難と判断した。

菅宣房長官は6月24日の記者会見で「工事の進捗状況に応じて国民に対し丁寧に説明することが大事だ。 文部科学省がしっかり対応する」と述べた。

今後は財政確保策が課題となるが、文科省は2014年度までに基金の取り崩しなどで約500億円を確保したほか、東京都にも見直しの内容を説明し、費用の一部として500億円の負担を受け入れるよう求めたいとしている。

政府内ではスポーツ振興くじ(サッカーくじ)の収益に期待する向きもある。

競技場の整備費は、資材や人件費の高騰、消費税増税の影響などで大幅に膨張した。

文科省と事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は、当初1625億円としていた整備費(旧国立競技場の解体費67億円を除く)を抑えるため、観客席の一部を仮設にするなどコスト削減に向けた計画見直しを続けていた。

約370メートルに及ぶ巨大アーチのデザインは、2012年にJSCが実施した国際公募で選ばれた。

だが、技術的に難しくコスト増や工事の遅れにつながるなどと建築家らが反発、デザインの見直し案も提案していた。

こんな費用のかかる施設はまったく必要はなく、あきれる。

国は何を考えているのだろうか。

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