レシピはドリンク二題です。二つとも牛乳ベース、一つはアルコール入り、
もう一つはゴーヤがメインの健康ドリンクです。
先月、十数人の仲間と旅行をしてきました。帰りの車内で隣席のTさん、
土産に大きな袋を持っていて、中身を聞くと「ゴーヤだ」と言います。彼は
この夏ゴーヤのジュースにはまり、今年の夏の猛暑を快調に過ごせたの
はゴーヤのおかげ・・と、その効能を説明してくれました。
バナナと一緒にジュースにすると苦みがなくておいしいと聞き、ネット検索
して自分流にアレンジしたのが「ゴーヤのジュース」です。バナナとりんご
を加えた三種同量をミキサーにかけるので、正しくは「ゴーヤとバナナと
りんごのジュース」ですが、苦味がなくおいしいドリンクができました。
ゴーヤ成分の特筆はビタミンCが多く(100g中81㎎)夏野菜ではピーマン・
パプリカに次いで多いことです。夏の暑さや紫外線は体に有害な活性酸素
を増やすので、これを抑制するビタミンCを必要とします。夏は通常摂取量
の倍量200㎎を摂った方が良いとされ、煙草を吸う、炎天下に出る、激しい
運動をするなどの場合は、500㎎くらいが必要と言います。
冬場の野菜でビタミンCが多いのは芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー
などで、中でも芽キャベツは茹でても、成分が減らない(生のときは160㎎、
茹でたとき110㎎)優良野菜です。年間野菜ではパセリ、ケールなどがビタ
ミンCを多く含んでいて、ジュースにすると効率よく摂取できます。
ゴーヤは時季外れで市場から消えますが、これからのビタミンC摂取には、
上記のような青物野菜を多く食べて欲しいと思います。
オレンジやバナナ、ココアの香り高いリキュールと牛乳のカクテル=ドリンクです。アルコール
度数は、リキュールと牛乳の割合で、強くも弱くもなります。アルコール臭がないので、お酒が
苦手な方でもおいしく飲めるドリンク・・アルコール度は4~7%、ビールとほぼ同じ度数です。
材 料 牛乳
コアントロー アルコール度 40度
クレームドバナナ 同 24度
クレームドカカオ 同 15度 ・・商品名はチョコレートスピリット
材 料 コアントローと牛乳
コアントロー 大さじ 2 20cc
牛乳 1/3カップ強 100cc
氷 3かけ 30g
摂取アルコール=8cc
ビールの量に換算して160cc
アルコール度数・・6.7%
・・氷が溶ける分、これより低い度数になる
作り方 冷たい牛乳とコアントローと氷をミキシンググラスに入れて
かき混ぜ、グラスに注ぐだけ。ミキシンググラスがないので
シェーカーを代用しましたがタンブラーでもOKです。
・・以下同じ作り方です・・
材 料 クレームドバナナと牛乳
クレームドバナナ 大さじ 2 20cc
牛乳 1/2カップ 90cc
氷 3かけ 30g
摂取アルコール=4.8cc
ビールの量に換算して約90cc
アルコール度数・・4.4%
材 料 クレームドカカオと牛乳
クレームドカカオ 大さじ 3 30cc
牛乳 1/2カップ 90cc
氷 3かけ 30g
摂取アルコール=4.5cc
ビールの量に換算して90cc
アルコール度数・・3.8%