男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

コウサイタイのゴマ和え

2011年04月15日 | 野菜類

コウサイタイは、中国・揚子江中流域が原産地、唐の時代から
栽培されてきました。アブラナ科アブラナ属の2年草です。

ずいぶん前のこと、山あいの道の駅でこの野菜を見つけました。
色と形がワラビに似ていて、ものは試し・・・1束買いもとめます。
説明書きのとおり茹でると、紅紫色が鮮やかなグリーンに変わり
ました。すこしぬめりがある食感も、ワラビに似ていました。

その後、ホームセンターで紅菜苔のタネを見つけ、畑でつくり始め
ました。毎年欠かさずそだて、春先の野菜として重宝しています。
昨年植えつけたのは20株ほど、180cmの畝に定植しました。
春たけなわのいまごろ、次々に董だちしてきて収穫に追われます。

福島原発事故の放射性物質漏れの被害で、茨城県産の野菜の中に
コウサイタイの名があり、この野菜が好きな1人として、複雑な思い
でした。福島原発・・・なんとかならないものでしょうか。  

コウサイタイ・・・漢字で「紅菜苔」と書き、茎やつぼみの色が紅がかった紫色なので
「べにはなな」の別名があります。またの名を「ほんつぁいたい」と言い、名前のとおり
中国やさいです。初秋にタネマキして、10センチほどになったら定植してそだてます。
それが春先のいまごろ(3/20)つぼみが伸び始めたのを、柔かいうちに摘みとります。


材料
コウサイタイ 1束 200g
炒りごま 大さじ 1
醤油 大さじ 1
日本酒 大さじ 1
鰹まる 小さじ 1/2

作り方
コウサイタイを熱湯で茹でる。
茹でる前に切っても、茹でたあと切ってもよい。
長さは、口に入る3センチほど。
写真で分るように軸は紅がかった紫色ですが、
茹でたらきれいな「みどりいろ」になります。


つぼみなので、柔らかくすぐに火が通る。
湯に入れたら、2~3分で引きあげる。
ザルにあげて、そのまま水をきり、冷めたら
ゴマ醤油で和える。
ゴマ醤油の作り方
炒りごまを、すり鉢でペースト状になるまで擂る。
調味料全部を加え、すりこ木でよく擂りまぜる。

もうひとつの和えもの
コウサイタイと調味料をまぜあわせて味を調え
削りかつおと和えてもおいしい。


あえもの以外の食べ方
豚肉との炒めものや天ぷらにしたり、
煮びたしにしてもおいしい。

コウサイタイはまだなじみが薄い野菜です。福島原発事故のあと放射性物質漏れの
影響で茨城県産野菜が大きな被害をうけ、その中に「コウサイタイ」の名がありました。
関西では未知ですが、関東では一般的な野菜として流通しているのかも知れません。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わけぎの玉子とじ | トップ | とり肉と野菜の旨煮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野菜類」カテゴリの最新記事