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いつもの鮮魚店をのぞくと、ハタハタのパックが並んでいて、10尾入りで500円でした。
ハタハタの食べ方は、一夜干し=生干しの他に、生のままでの塩焼き、煮付け、空揚げ、
鍋物など色いろありますが、私は〇〇の一つ覚えで「一夜干し」しか食べたことがない・・
なので今回も「一夜干し」を作ることにしました。
ハタハタは小さいものだと20尾入りでも200~300円程度ですが、10尾で500円という
のは高い値段だけに、魚体が大きくて立派でした。ここのところよく見かけるので調べたら、
ハタハタの旬は2回あり、1回は卵を抱える11月から1月にかけて・・これは秋田沖で漁獲
されるといいます。2回目は卵を持たないものが山陰沖で9月から5月までに漁獲されるが、
特に3月~5月にかけて獲れるのが旬でおいしい・・とありました。
ハタハタは骨が柔らかいのでしっかり干して焼けば、アタマから食べられます。干し加減は
生のものの70%の重さになったころがおいしいいと・・これは私個人のやり方です。また、
アタマを落とさずに腸はエラと一緒に抜き取って干しますが、アタマを切り落とし腹を開いて
干すやり方もあります。この方が乾燥しやすく早く干しあがると思います。
ハタハタの干物は、アタマつきのものと、頭なしで腹を開いたものの二つが店頭に出回って
います。値段も手ごろなので出来合いを食べてもおいしいものですが、自作もお勧めです。
今が旬のハタハタの丸干しつくりにチャレンジしてみませんか?
ハタハタの旬は3月から5月で、大きなものが(値段は高い)おいしいと言う。それに塩を振って
干しますが、塩加減・干し具合が難しい。コツとして塩少な目で、干すのは冷蔵庫内で3~4日
・・時々裏返して乾燥させます。乾燥の目安は、ハタハタの重さが2~3割減った程度にします。
材 料
ハタハタ(鰰) 1パック 10尾
粗塩 適宜
作り方
はたはたの下拵え
1.エラを外し、エラと一緒に腸を抜き出す。
・・頭を切り落とし、腹を開いても良い・・
2.塩水(水1リットルに50gの塩)でキレイに洗う。
3.ザルに上げて水気をとる。
4.ハタハタの両面に(薄目に)振り塩する。
・・振り塩が面倒なら立塩(5%の塩水)に1~2時間浸しても良い・・
ハタハタを干す
1.冷蔵庫内に3~4日間干す
①.ザルかすのこにハタハタを乗せ、冷蔵庫に入れる。
・・ザル(すのこ)の下にトレーなどをおき風通しよくする・・
②.1日に一回裏返す・・これを3日繰り返す。
③.4日目には、適度に乾燥・・重さが8割内ならOKです。
2.夜間、外気に干す
・・干し網(ホームセンターで購入)を使う・・
①.すのこにハタハタを並べ干し網に入れて干す。
②.風通しの良いところに吊り下げて一夜・・
乾きが足りないときは翌日もう一夜干します。
・・日中干すときは、日陰で風通し良いところに干す・・
ハタハタを焼く
グリルを強火で熱し、焼き網にオイルを塗ってハタハタを乗せる。
火を弱火~中火に落として4~5分・・焦げ目がついたら器に盛りつける。
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