前々回に続いて「数」の話に戻します。今回は「平均値」と「中央値」について。平均値とはデータの合計をデータの個数で割った数値。中央値は、データを大きさの順に並べ変えたとき真ん中になる数値を言います。
5年前わたしは、原発不明がんが見つかって治療を受けました。見つけてくれたのは整形外科のDr.です。私は脊椎管狭窄症の持病で、毎年7月定期的に脊椎のMRI検査を続けていました。5年前の検査のとき、首のところに「影がある」と伝えられ、別の病院を紹介されました。 紹介された病院では、がんであるというのは直ぐに分かったものの「原発不明がん」というのが分かるまで2か月かかりました。ネットで調べると、原発不明がん治療後の余命の「中央値」は10か月とあり、中央値の意味を調べました。
中央値と平均値の違いは、例えば原発不明がんの余命の場合、私のように5年以上生存する人がいて、5か月、6か月という人もいる。総じて余命が短い中、極端に長い人がいるばあい、平均余命はその数値の影響で嵩上げされ、実態から外れてしまいます。中央値は真ん中の数値なので、平均余命の実態に近い数値になります。
山口県の周防大島という島に、高額納税者が複数人移住した結果、住民の平均所得が300万円程度だったのが、1100万円になったと言います。住民一人当たりの平均所得が300万円の島に、年収億単位の人が複数人加わると、平均値が異常に嵩上げされる好例です。
今のわたしは、畑作業のムリが祟って腰痛でナンギしていますが、原発不明がんの発見が早かったのは腰痛検査のおかげ。「禍福はあざなえる縄のごとし」なのであります。
レシピはスペアリブと野菜のトマト煮と、厚揚げと根菜の味噌煮です。野菜たっぷり、タンパク質タップリですが脂質も多い。脂質摂取を控えている方は、適宜食材をアレンジして下さい。
スペアリブと野菜のトマト煮です。スペアリブは豚バラ肉の骨付きで、骨を除いた | ||||||||
正味量は180gでした。それでも脂質多く全体熱量740㎉のうち、脂質が540㎉。 | ||||||||
こういう料理は活動量の多い若い人向き、高齢の方は食べても少しにします。 | ||||||||
材 料 | ||||||||
スペアリブ | 6本 | 350g | ・・塩胡椒を振ってしばらおく | |||||
玉ねぎ | 1/2こ | 80g | ・・4cm大のざく切り | |||||
人参 | 3センチ | 30g | ・・1cm巾の半月切り | |||||
ピーマン | 1こ | 30g | ・・4cm大の角切り | |||||
パプリカ | 1/4こ | 40g | ・・同 上 | |||||
ナス | 1こ | 60g | ・・2cm巾の筒切り | |||||
モロッコ豆 | 8本 | 40g | ・・筋取りして長いのは半分に切る | |||||
トマト | 1こ | 200g | ・・ヘタを取って6等分の縦割りに切る | |||||
調味料 | ||||||||
マギー | 2こ | 8g | ||||||
白ワイン | 1/3カップ | 60cc | ||||||
塩、・胡椒 | 適宜 | |||||||
オリーブオイル | 大さじ1 | 10g | ||||||
作り方 | ||||||||
1.オイル10gを熱しスペアリブを炒めてトレーに移す。 | ||||||||
2.スペアリブを炒めた後のオイルで玉ねぎと人参を炒める。 | ||||||||
3.全体にオイルが回ったら、ピーマン・パプリカ・ナスを加えて炒める。 | ||||||||
4.野菜がしんなりしたら、トマトとモロッコ豆を加え、白ワイン・マギーを加える。 | ||||||||
5.トレーのスペアリブを加えて中火で7~8分煮込む。 | ||||||||
6.味見して調え出来上がり。 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます