グーグルのストリートビューというサービスが日本でも始まった。イギリスはまだである。グーグルの地図のページから、その場所の写真映像が開き、しかもそれがほぼ360度パノラマで見えるのである。例えば不動産物件を探すときに、このサイトで事前に場所の雰囲気がわかるのである。便利な世の中になったものである。しかし、この写真情報の収集がいかにもたいへんそうである。労力やコストという点では、それほどでもないのだろうが、ある程度の頻度で更新を続けなければ情報としての価値を維持できまい。カメラを搭載した車をあちらこちらに走らせているのだそうだ。例えば宅配便の車などに搭載しておけば、それでかなりの映像情報が収集できそうだが、それにしても漏れなくというわけにはいくまい。でも、現状で必要十分であるように思う。いつでもどこでもネットにつながってというのでは、どこかうっとうしい。