職場で1週間おきに東京や在宅勤務の人たちとの電話会議がある。会議といっても何事かを話し合う場ではなく、連絡事項の伝達ような場でしかない。要するに、あってもなくてもどうでもよいものだ。その所為か、当初は1週間おきというはずであったが、5月以降は月一回の割合が続いている。そのうちなくなるのではないかと思うし、なくならなくても個人的にパスさせてもらおうかと考えている。
職場のメールは5%がサンプリングされて、上司が監視することになっているらしい。実際に何人のメールに目を通すのか知らないが、馬鹿馬鹿しい話である。
会社の存在目的は営利の獲得である。全ての部門は、その営利獲得という大目的に寄与すべく行動しなければ存在意義がないということである。「コストセンター」という言葉があるが、純粋にコストを使うだけで、その活動が本来の営利獲得に全くつながらないとしたら、そうした部門の存在は株主に対する背任に等しいと言えるだろう。
直接収益を獲得しない部門の管理職が考えるべきことの筆頭は、現状の仕事量を、現状の人員の半分で処理する方法を考えることだ。それが実現したら、さらに半分、もう半分、と果てしなく考え、実行しつづけることだ。その工夫の上に、不測の事態に備える仕組みを考えておかなければならない。組織が肥大化し、「コストセンター」ばかりが闇雲に増えると、組織は内部から崩壊するものだ。世の中には、崩壊の管理を自分の仕事だと信じている「管理」職も少なくないのではなかろうか。
職場のメールは5%がサンプリングされて、上司が監視することになっているらしい。実際に何人のメールに目を通すのか知らないが、馬鹿馬鹿しい話である。
会社の存在目的は営利の獲得である。全ての部門は、その営利獲得という大目的に寄与すべく行動しなければ存在意義がないということである。「コストセンター」という言葉があるが、純粋にコストを使うだけで、その活動が本来の営利獲得に全くつながらないとしたら、そうした部門の存在は株主に対する背任に等しいと言えるだろう。
直接収益を獲得しない部門の管理職が考えるべきことの筆頭は、現状の仕事量を、現状の人員の半分で処理する方法を考えることだ。それが実現したら、さらに半分、もう半分、と果てしなく考え、実行しつづけることだ。その工夫の上に、不測の事態に備える仕組みを考えておかなければならない。組織が肥大化し、「コストセンター」ばかりが闇雲に増えると、組織は内部から崩壊するものだ。世の中には、崩壊の管理を自分の仕事だと信じている「管理」職も少なくないのではなかろうか。