熊本熊的日常

日常生活についての雑記

アジールを目指す

2008年10月19日 | Weblog
日本に帰ったらどこに住むかということを考えなければならなくなった。既に仮住まいのウィークリーマンションは予約を済ませた。以前は漠然と、谷根千とか神楽坂を考えていたが、そういうイメージ依存型の意思決定は間違いのもとなのではないかと思うようになった。

手元に中沢新一の「アースダイバー」がある。これは面白すぎるくらいに面白い。気になった場所にマーカーを引いたり付箋を付けたりしていたら、たちまち付箋だらけになってしまい、付箋を付けた意味が無くなってしまったほどである。この本の付録にEarth Diving Mapというものがあり、これが大変参考になる。

周期の問題として、やはり大地震が確実に東京を襲うということは覚悟しておくべきだろう。そのリスクを多少なりとも軽減しようと目論むなら、沖積層よりは洪積層を選択するべきだろう。あと、この境目はいけない。狙うなら洪積台地のど真ん中ということになるだろう。そうしたことを前提にした上で、通勤の利便性とか住環境云々を考えるべきだろう。個人的な諸事情もあるので、自ずと候補地は限定される。仮住まいも、候補地の絞り込みに便利な場所を選んだつもりである。そして最後は実際にその場所を歩いてみて、自分の五感に基づいて決めようと思っている。