4月12日付「売れ筋」に住宅関連の書籍が比較的よく売れると書いたが、アマゾンのマーケットプレイスに出しておいた書籍が、あれから立て続けに4冊売れた。少し気になったので、今年に入ってから売れたものを確かめてみた。
4月出荷分
Pen (ペン) やっぱり好きだ! 草間彌生 2010年 2/1号 [雑誌]
Pen (ペン) 美の都、ウィーンへ。 2009年 10/15号 [雑誌]
「サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術 」[単行本] by 石坂 泰章
「永沢まことのとっておきスケッチ上達術 」[単行本] by 永沢 まこと
Pen (ペン) こんな家に暮らしたい。 2010年 4/1号 [雑誌]
3月出荷分
Pen (ペン) ワイン選び最強の法則。 2009年 10/1号 [雑誌]
TITLe (タイトル) ニッポン縦断! 建もの探訪。 2006年 11月号 [雑誌]
2月出荷分
「パパ・ヘミングウェイ」(紙ジャケット仕様) [CD] 加藤和彦; やすいかずみ
「ベル・エキセントリック」(紙ジャケット仕様) [CD] 加藤和彦; やすいかずみ
1月出荷分
「Martin Parr」 [ペーパーバック] by Williams, Val
「大和よ武蔵よ ~吉田満と渡辺清」 [単行本] by 勢古 浩爾
Pen (ペン) ロンドン新世紀。 2008年 2/1号 [雑誌]
「さらばヤンキース―我が監督時代 」[単行本] by Torre,Joe; Verducci,Tom; 恵理, 小坂
「きのうの神さま」 [単行本] by 西川美和
Pen (ペン) やっぱり、鉄道は楽しい。2009年 6/15号 [雑誌]
Penという雑誌が多いのは、定期購読をしているからだ。この雑誌を知るきっかけになったのは、職場のあるビルにあるラウンジに常備されているのを手にしたことである。面白い記事が多いと感じたので定期購読を始めたが、いざ始めてみると毎号買うほどのこともないと思うようになり、更新しないことに決めた。だから、もうしばらくするとアマゾンに売りに出すPenはなくなるので、今のような売れ行きにはならなくなると思う。
2月に売った加藤和彦のCDは、昨年10月に氏が自殺したという報道に触れて購入したものである。名前はよく耳にしていても、どのような音楽を作る人なのか知らなかったので、その自殺がきっかけで興味を覚えて購入してみたものである。「パパ・ヘミングウエェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」が三部作と呼ばれているのだが、「うたかたのオペラ」は絶版になっていて新品では入手できなかった。それで残りの二作だけ購入してみたのである。ジャケットのデザインもよく、音楽も気に入らないわけではなかったが、手許に残すほどでもないと思い、売ってしまった。
売却価格だが、原則として購入した価格の半値で出すようにしている。アマゾンのマーケットプレイスでは送料は一律340円の買い手負担なので、ものによっては新品よりも高くなってしまう。私の手垢で汚れたものをそのような値段で買っていただくのは心苦しいのだが、私のほうも慈善事業ではないので梱包費用等を含めて少なくともトントンになる程度の値段で売るようにしている。結果として、雑誌や新書なら300円、単行本なら500円が下限ということになる。売りに出すときは他の出品者の売値も参考にするので、そうした目安よりも高く売れるなら素直に高い値付けをする。
例えば、Penのロンドン特集号は定価で売れたし、同じくPenの草間彌生の号とワイン特集も定価に近い価格で売れている。4桁の価格で売れたのはCDとマーチン・パーの写真集、「さらばヤンキース」「大和よ武蔵よ」だ。「さらばヤンキース」はヤンキースのトーリ前監督が書いたかのような帯が付いているが、殆どの部分はジャーナリストであるトム・ベルデュッチの手によるものである。しかも翻訳がかなり酷い。松井がいなければ絶対に日本語版は出版されなかっただろうし、出版されたとしても売れなかったと思う。物の価値が、それを取り巻く関係性のなかで規定されることの好例といえるだろう。
なにはともあれ、お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。またご縁がありましたらよろしくお願い致します。
4月出荷分
Pen (ペン) やっぱり好きだ! 草間彌生 2010年 2/1号 [雑誌]
Pen (ペン) 美の都、ウィーンへ。 2009年 10/15号 [雑誌]
「サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術 」[単行本] by 石坂 泰章
「永沢まことのとっておきスケッチ上達術 」[単行本] by 永沢 まこと
Pen (ペン) こんな家に暮らしたい。 2010年 4/1号 [雑誌]
3月出荷分
Pen (ペン) ワイン選び最強の法則。 2009年 10/1号 [雑誌]
TITLe (タイトル) ニッポン縦断! 建もの探訪。 2006年 11月号 [雑誌]
2月出荷分
「パパ・ヘミングウェイ」(紙ジャケット仕様) [CD] 加藤和彦; やすいかずみ
「ベル・エキセントリック」(紙ジャケット仕様) [CD] 加藤和彦; やすいかずみ
1月出荷分
「Martin Parr」 [ペーパーバック] by Williams, Val
「大和よ武蔵よ ~吉田満と渡辺清」 [単行本] by 勢古 浩爾
Pen (ペン) ロンドン新世紀。 2008年 2/1号 [雑誌]
「さらばヤンキース―我が監督時代 」[単行本] by Torre,Joe; Verducci,Tom; 恵理, 小坂
「きのうの神さま」 [単行本] by 西川美和
Pen (ペン) やっぱり、鉄道は楽しい。2009年 6/15号 [雑誌]
Penという雑誌が多いのは、定期購読をしているからだ。この雑誌を知るきっかけになったのは、職場のあるビルにあるラウンジに常備されているのを手にしたことである。面白い記事が多いと感じたので定期購読を始めたが、いざ始めてみると毎号買うほどのこともないと思うようになり、更新しないことに決めた。だから、もうしばらくするとアマゾンに売りに出すPenはなくなるので、今のような売れ行きにはならなくなると思う。
2月に売った加藤和彦のCDは、昨年10月に氏が自殺したという報道に触れて購入したものである。名前はよく耳にしていても、どのような音楽を作る人なのか知らなかったので、その自殺がきっかけで興味を覚えて購入してみたものである。「パパ・ヘミングウエェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」が三部作と呼ばれているのだが、「うたかたのオペラ」は絶版になっていて新品では入手できなかった。それで残りの二作だけ購入してみたのである。ジャケットのデザインもよく、音楽も気に入らないわけではなかったが、手許に残すほどでもないと思い、売ってしまった。
売却価格だが、原則として購入した価格の半値で出すようにしている。アマゾンのマーケットプレイスでは送料は一律340円の買い手負担なので、ものによっては新品よりも高くなってしまう。私の手垢で汚れたものをそのような値段で買っていただくのは心苦しいのだが、私のほうも慈善事業ではないので梱包費用等を含めて少なくともトントンになる程度の値段で売るようにしている。結果として、雑誌や新書なら300円、単行本なら500円が下限ということになる。売りに出すときは他の出品者の売値も参考にするので、そうした目安よりも高く売れるなら素直に高い値付けをする。
例えば、Penのロンドン特集号は定価で売れたし、同じくPenの草間彌生の号とワイン特集も定価に近い価格で売れている。4桁の価格で売れたのはCDとマーチン・パーの写真集、「さらばヤンキース」「大和よ武蔵よ」だ。「さらばヤンキース」はヤンキースのトーリ前監督が書いたかのような帯が付いているが、殆どの部分はジャーナリストであるトム・ベルデュッチの手によるものである。しかも翻訳がかなり酷い。松井がいなければ絶対に日本語版は出版されなかっただろうし、出版されたとしても売れなかったと思う。物の価値が、それを取り巻く関係性のなかで規定されることの好例といえるだろう。
なにはともあれ、お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。またご縁がありましたらよろしくお願い致します。