今年は私のでは、事情があって火振りかまくらを
中止にした。
お隣ので、夕べ行われるというので、
夫と二人、お花(寸志)を持って、出かけた。
会場は、田んぼ。
入り口には、立派な雪で作った灯篭が二つ立っていた。
お父さんたちが朝から設営準備をしたテントが立ち、
中で色んなご馳走をふるまう。
雪も程よく振る中、それぞれの思いを込めて、
俵に火を入れる。
厄を払い、己が身に災いが起こらないよう、
そして何より家族の健康を願って
回していたようだった。
昔は、田んぼで火振りをすることにより、
田んぼの虫や邪気を払い、
豊作を願ったものだと母(姑)に聞いた。