先日の公民大学「郷土研究学科」の講義は
「白岩焼」についてでした
角館町の白岩地区に伝わる焼き物です
白岩焼は江戸時代
北家の武士たち数人の尽力により
陶工「松本運七」が始めたものです
一度絶えたけれどその後また復活
釉薬青い色が好きだ
我が家には今の方たたちが焼いた
茶のみ茶碗とコーヒーカップがある
昔の物
我が家には大きな瓶があるが
あれも確か白岩焼?
昭和の初めころからに
どぶろくづくりが禁止され
それでも作る人は絶えず
時々抜き打ちで村々にやってきて
瓶ごと持って行かれた
「シュゾウがきたぞ~」
その言葉に大人たちが大慌て
鬼か蛇か
ものすごく恐ろしいものに違いないと
子供ごごろにドキドキして隠れたことを思い出す
「この辺の役人たちが
どぶろく摘発に頻繁に来たのは
白岩焼の瓶が欲しかったから‥…」
とニコニコおっしゃった
講義の先生の言葉に笑ってしまった