
郊外の畑地帯に行きました。
数日前に撮ったハコベは花が開いていないので
撮り直しのためです。
ハコベは春の七草のひとつでよく知られています。
朝日が当たると花が開くことから、「朝しらず」とか
「日出草」という別名があります。
ハコベの入った歌を思い出し検索したら、島崎藤村の
千曲川旅情の歌の中に
「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なす繁縷は萌えず 若草も籍によしなし・・・」
がありました。繁縷はハコベと読みます。
高校の教科書に出ていたように記憶しています。
ハコベは鳥の餌になることでも知られています。
カナリヤの餌に束ねたる はこべかな 子規