

庭のノシランの実は冬の今ごろになると実が青く熟して
線形の葉の中に美しく輝きます。
その実が熟するのを待っていたようにヒヨドリがやって
来て食べます。
ノシランは草丈が40センチほどになり、傘を広げたよう
に線形の葉が広がります。
ランの名前がつきますが、ラン科ではなくヤブランと同じく
ユリ科で海岸の近くの林の中に生える多年草です。
花は8月末ごろに咲きますが、白い花が熨斗(のし)に
似ているところからノシランの名前がつきました。
30個ほどついた花茎は実の重みで地面に倒れているのが
多いです。
家側に向いた実はヒヨドリが見逃がしてくれました。