ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭に咲いた馬酔木(アセビ)

2016年02月25日 | 日記
お隣との境界に馬酔木(アセビ)の白い花が咲いています。
この馬酔木は建売住宅を買ったとき、子どものころよく行った
田舎の山の尾根に生えた稚樹を抜いて植えたものです。





5月の連休に山に入り花の咲く木を探しましたが見当たらず、
若葉が元気に出ていたのが馬酔木でした。
もう40年以上前のことですが、今も残っているのは
田舎の山で見つけた思い出の木だからです。
いまでも木全体が赤褐色の葉で覆われていたことを覚えています。

馬酔木の成長を抑えるため花の管理人が毎年強く剪定するので
長い間、花がほとんど咲きませんでした。
最近、剪定を控えめにすれば花が咲くことがわかりましたが、
今年は花が少なくさびしいです。
2枚目は3年前のたくさん咲いた花をアップしました。

馬酔木は丹沢や天城山などの山でよく見かけます。
シカの食害の深刻な山に馬酔木が残っているのは有毒植物で
シカが食べないからです。

馬酔木は万葉集に何首か詠まれていますが、次の歌を
紹介します。
我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり
                    作者不明

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。