風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「子どもたちの豊かな感性と素直な表現=21世紀の主役達展」

2016-07-26 14:51:41 | アート・文化





            

            



             

名古屋・栄の市民ギャラリーで「21世紀の主役達展」と題する展覧会が開かれています。31日(日)まで。
名古屋近郊の愛知県長久手市の造形作家・加藤裕美さん(59)が、幼児から小学6年生までの子どもたちを対象に、自宅や市内の文化施設で開く美術・造形教室の作品展。さまざまな絵の具や色紙、布などを使って制作した数々のアートが並んでいます。

思い思いのテーマで描いた絵画、絵入りのTシャツ、誕生日には絶対欲しいデコレーションケーキ、遠足の楽しみであるお弁当、昆虫や魚、人形などの造形。
さらには旅行や迷路探検、家族での遊び、星座などをテーマに作った絵本も。
どの作品からも、子どもたちの豊かな感性と素直な表現の素晴らしさが伝わってきます。

展示会場では、フランスの建築家が考案したという木の造形ブロック「KAPLA」で楽しむコーナーもあります。「??」と見ているうちに、子どもたちが楽しそうに積み上げた造形にはびっくりしました。

加藤さんは話します。
「子どもたちに『こうしなさい』とは言いません」「それぞれの感性と思い思いの表現で創作する子どもたちから、私自身の創作活動にも貴重なヒントをもらっています」