名古屋・東山動物園の正門から入ると、真っ先に迎えてくれるのは右手の胡蝶池にいる黒鳥(ブラックスワン)です。
名前の通り、全身が黒い羽根と長い首。真っ赤な口ばしの先端には、印象的な白い斑点が入っています。
オリーブグリーンに見える池をゆったり進み、時おり水面や水中を覗くように見つめています。
浮かぶ落ち葉を見ているのでしょうか。それとも、落ち葉の下に隠れている小魚や虫でも狙っているのでしょうか。
もっとも、黒鳥は草食性。動物園ではペレット状のエサを与えており、これらをついばむことはないようです。
絵は10号です。