リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

スシ屋が600軒以上あるところ

2014年05月03日 | 日々の風の吹くまま
きのうはのんびりしすぎ。キッチンに郵便が1通、封も切らずに置いてあったのが、よく見た
ら新しい運転免許証(兼医療保険証)。2、3週間と言っていたのに1週間で届いた。写真、
ふむ、前のよりもちょっとばかり良く撮れているような。心なしか若返ったようにも見えるけど、
5年前の写真と比べて若返ったも何もないもんだ。妄想だよ、妄想・・・。

地元紙のVancouver Sunに『メトロバンクーバーでスシ大爆発:600軒で増殖中』なんて
感じの記事が載っていた。今、メトロバンクーバーには大小600軒以上のスシ屋があるん
だそうな。1976年には寿司を出す日本食屋はわずか3軒だったのが、ダウンタウン地区
だけでも80軒というから、まさに大爆発。ある雑誌によると、アメリカのスシ王国は「カリフォ
ルニアロール」発祥の地グレーターロサンゼルスで、人口1800万人に300軒。メトロバン
クーバーの人口は250万人に届かないのに600軒もあるんだから、こっちの方がまちがい
なく北米大陸のスシ王国だよね。(10万人あたりの数では日本の全国平均よりも多い。)

でも、スシ屋と言っても高級店からテークアウト店までピンキリで、パックのスシを売ってい
るスーパーは数えていない。(パックのスシは食べられたもんじゃないけど。)大半は経営者
が韓国系と中国系というのは、この2つのグループだけでメトロの人口の25%(アジア系全
体では43%)を占めているから当然の成り行きだろうな。日系人/日本人の割合はやっと
こさ1%なんだもの、数では勝てっこないよ。韓国人も中国人も日本人に負けず劣らずスシ
大好き族だし、白人も普通にスシが好きだし。

日本人が経営する店でも、Tojo’sやZest、Mikuのような高級店を除けば、伝統的な修業
をした寿司職人はごくごく少数。移民しやすいからと日本の料理学校で付け焼刃で寿司作
りを習って来たり、ワーホリで働いていてスシ作りを覚えたりした速成スシシェフが多いよう
な印象だから、飛び抜けて質が高いと言えるのかどうか。まあ、スシ屋にはほとんど行かな
いので、比べられないから何とも言えないけど。スシは健康食だと思われて大人気なんだ
けど、安さも売り物のひとつだから、長時間働き詰めでも利益は薄いらしい。でも、この調子
だと、スシ屋の数がスタバより多くなる日が来るかもしれないな。