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リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

温める旧交があるのは幸せだね

2014年05月30日 | 日々の風の吹くまま
ベーカリー当番のカレシがパンを焼くのを忘れたので、カリッと焼いた減塩スパムと目玉焼
きを半分にしてトーストしたピタの中に入れて「モーニングピタ」としゃれてみた。ちょうど食
べ終わる頃に電話。番号表示を見たら、フレデリクトンから。ダイアンとカレシのほぼ50年
ぶりの会話。これくらいの遠い昔話になると、良く弾むボールみたいなもので、あっちの方
へ飛び、こっちの方へ飛びして、延々と続く。ワタシとR子も、おととし50年ぶりに会ったとき
は延々と5時間もしゃべったくらい。

積もる話に埋もれているカレシを置いて、ワタシはオフィスに退散。月末処理やら、銀行の
残高のチェックやら、留守中に期限が来る請求書の整理やら。けさ来ていた固定資産税の
繰延べ契約の更新申請書の記入やら。後は新聞サイトを回って、小町横丁をのぞいて・・・。
カレシとダイアンの関係は「男女の交際」というよりは大の「悪友」だったんだそうで、昔の
「悪行」の数々を懐かしんでいるのか、ときどきカレシが爆笑している。彼女もカレシのこと
を忘れないでいてくれて、よかったね。

話が始まってから2時間ちょっと。カレシが耳をさすりながらオフィスに降りて来た。あはは、
50年の空白を埋めようと言うわけで、耳も痛くなるよね。ま、互いに「人生の履歴書」を交換
したらしい。カレシが自分ことをどれだけ話したか知らないけど、ダイアンの人生もけっこう
波乱万丈。結婚相手は大学の体育学の先生で、転職する夫氏についてマニトバ、アルバー
タ、テキサスを転々として、30年ほど前にフレデリクトンに落ち着いたという話。揃って遊び
においで、10月初めは紅葉がすばらしいよ、とのこと。カレシは「キミとダイアンだったら、
永久におしゃべりが終わりそうにないな」とにやにや。うん、何だか意気投合しちゃいそうな
予感がするのよねえ・・・。

カレシの微に入り細にわたっての報告を聞きながら、ワタシはトレッドミル。今は傾斜を上げ
ながら時速約5.5キロで20分。距離は約1.8キロで獲得標高210メートル。げらげら笑
いながらの早歩きはちょっとばかりきついなあ。でも、半世紀も互いに忘れることのなかった
「旧悪友」との糸がつながって、ほんとによかったなあ。ぜひ会いに行こうね!