リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

母の日と2人の始まりの日と

2014年05月07日 | 日々の風の吹くまま
つかの間の五月晴れ。今日は掃除の日で、正午過ぎにシーラとヴァルが到着。もうすぐお
ばあちゃんになるヴァルは「今日は超音波検査なの。男の子か女の子かわかるのよぉ」と
興奮気味。男の子ばかり3人育てたから、初孫は女の子がいいんだそうな。パパになる末
の息子は母の日に生まれたせいか、お母さん思いの気だてのいい息子らしい。女の子だと
いいねえ、ほんと。

母の日か。子供のないワタシには普通の日曜日だけど、まだ新婚の頃の母の日に、生地で
「MOM」(お母さん)と模様をつけたアップルパイを焼いて持って行ったら、カレシママが大
喜びしてくれたっけな。もうずいぶん昔になった。ワタシは孫の顔を見る喜びは味わえない
けど、その代わりに子供のことで心配したり、悩んだりすることもなかったわけで、そう言うと
よく「それでも子供はいいわよぉ」と言われる。でも、子供ができなかったのは神さまの思し
召し。おかげで全力疾走で仕事をして来られて、今こうして経済的な心配のない老後を手に
入れたんだから、人生は捨てる神あれば拾う神あり。(「カレシ」と言う大きな子供がいるよう
な気がしないでもないけど、まあどうやら思春期は過ぎたようだし・・・。)

カレンダーを見たら、月曜日はカレシと暮らし始めて満39周年の日。スーツケース3つで異
国に渡って来て、日本で言うワンルームマンションでカレシとの生活を始めたあの日も月曜
日だった。その2、3日前にカレシママが来て散らかった部屋を掃除してくれたというから、
何たるどら息子。「お嫁さんを迎えるというのに、掃除くらいしなさい!」と喝を入れてくれた
ら良かったのに。でも、カレシママのおかげで、きれいに片付いた「新居」で2人の生活を始
めることができた。(私たちの住処が片付いていたのはあのときくらいのもんじゃないかと思
うけど。)私たちにとってはあの日が実質的な結婚記念日のようなものだから、ちょこっとご
馳走を作ろうかな。

今年で39年なら来年は満40年。年を重ねるにつれて時間の足がどんどん速くなるから、
あっという間に50周年が来てしまいそうだなあ。大波に翻弄されていたときは、25周年を
迎えられるかどうかもわからなかったのにね。あのさあ、2人が50年も一緒にいるなんて、
想像したことある、カレシ?