リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

カタカナで英語はちょっと無理でしょ

2014年05月04日 | 日々の風の吹くまま
正午を過ぎてもまだやっと12度。ありゃ、昨日の今ごろは20度あったのに。でも、ロッキー
の向こうのカルガリーでは15センチも雪が降ったというから、文句は言いっこなしかな。5月
になって雪というのも何だけど、ワタシ自身は5月になっても雪が降るところで生まれ育った
もので、「季節外れ」の雪なんて別にぃ~。

のんきに小町横丁を散策していたら、『レリゴーレリゴー♪と気分よく歌っていたら』、夫にそ
れは「レットイットゴー」だ、ちゃんと発音しろと注意されたという投稿。どうやらヒット映画の
中で歌われる曲の一節らしいけど、これが英語発音から英語と日本語の発声の違いから、
はてはネイティブには通じないとか、まあ賑やかなこと。日本の人って、英語に関して薀蓄
を傾けるのがほんっとに好きなんやねえ。でも、英語の音声を日本語音声を表すカタカナで
表現しようとするから、その薀蓄も説得力がイマイチ・・・。

英語歌詞の「Let it go」がカタカナ耳に「レリゴー」に聞こえるなら、そこから始めればいいと
思うけどね。生まれつき英語人の子供もそうやって耳に聞こえる音声を真似ることで言葉を
覚える。姪のスーザンがヨチヨチ歩きの頃、おばあちゃんにクッキーをねだるのに「カッキー
カッキー」と言っていた。しばらくすると「ウォンカッキー」(クッキー欲しい)になり、そのうち
「ギミコッキー」(クッキーちょうだい)と発音が微妙に変化したと思うと、いつのまにか「アイ
ウォンナクーッキー!」と要求するようになっていた。

日本人だって同じように幼児の頃に耳から入ってくる日本語音声を真似て発声することで
日本語を習得すると思う。書き込みを読んでいったら、「レット・イット・ゴーと言う人は英語が
苦手な人、レッイッゴーと言う人は中途半端に英語を勉強した人、リエゾンやRとLの違い
に言及する人は英語を良く勉強した人、最も早く英語が上達する人は何も知らずに歌を聞
いただけでレリゴー!と歌ってる人」と言った人がいて、思わずTouché(1本!)と膝を打っ
た。うん、言えてるかも。そういえば、アメリカ英語ではwaterを「ワラ」、littleを「リル」と発
音するんだと言う人がいたけど、最近はTが弱まりつつあるのはたしかでも。まだlazytalk
(ぐうたらトーク)のうち。話し方でお里が知れるのは英語でも同じだから、アメリカでの生活
環境を覗かれるかも・・・。