リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

黄金虫は金蔵ないけど小金持ち

2014年09月13日 | 日々の風の吹くまま
今日は夕食後にトラックの「運動」を兼ねて予定通り郊外のHマートまで。ひとりでダウンタ
ウンに行くときは買えないような大きなものをまとめ買い。帰り道はどういうわけか信号が赤
に変わって止まってばかりで、けっこう時間がかかってしまった。でもまあ、ハイウェイをぶっ
飛ばしてトラックのバッテリを充電したし、冷蔵庫もフリーザーもうれしくなるくらい満杯。食
べるものがたくさんあるというのは幸せなことだと思う。

敬老の日にちなんだ生命保険会社の意識調査によると、夫婦2人のゆとりある老後には月
30万円以上の生活費が必要と回答した人の割合が30代で47.7%、60代で66%だった
とか。まあ「ゆとりある老後」がどんなものかにもよるけど、60代は下の年代より生活経験
が長いから現実的な数字なのかな。月30万円なら年360万円。ちなみにある雑誌の分析
によると、カナダでは「中流」の場合で(家のローンがなければ)夫婦2人で年400万円から
600万円(税込み、州によって開きがある)が必要額。このうち公的年金でカバーされるの
は(長く共働きした夫婦なら)約300万円だから、老後が25年とすると生活水準を維持する
には2500万円から7500万円の自己資金が必要・・・。

バンクーバーは物価が高いけど、住宅の平均価格も西側で2億円強、東側で1億円弱だか
ら、持ち家のローンを完済していればクリアできる。我が家の家計を暴露してしまうと、公的
年金が夫婦で336万円、カレシの組合年金が手取り230万円で合計566万円(インフレ調
整付き)。これだけでけっこう贅沢な生活ができているけど、さらに年末からはカレシの個人
年金が加わるし、ワタシの翻訳収入もそこそこあるので、家計収入は統計局発表の中央値
(760万円)を超える。5年後にワタシが仕事をやめても代わりに個人年金があるから、家
の価値を当てにしなくても必要額を十分満たせて恵まれているけど、二人三脚でがんばっ
た結果だと思うとなおさら幸せなことだと思う。

日本語でググッていると「幸せな小金持ち」とか「プチ小金持ち」とかいう言葉が出てくるけど、
私達も「幸せなプチ小金持ち」くらいにはなるのかな。「お金で幸せは買えない」と言うのは、
幸せ感のない人はいくらお金があっても不幸せなままだけど、すでに幸せな人はお金がそ
れを倍にしてくれると言う意味なんだとか。