リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

だんだん波長が合って来た

2015年02月23日 | 日々の風の吹くまま
ちょっと早起きして、まずは満開の桜を見ながら、ピーミールベーコンと目玉焼きで朝食。
「peameal bacon」は脂身のない塩漬けのバックベーコンを挽いたトウモロコシで厚く包ん
だもので、カナダが発祥の地。昔はトウモロコシじゃなくて挽いた豆だったので今でも「ピー
ミール」。ハムのように厚切りにして焼いて食べると甘味があっておいしい。トウモロコシは
固いから、こんがり焼けたベーコンの縁のコリコリした食感が何ともいいし、カレシお得意の
目玉焼きから半熟の黄身をとろ~りと垂らして食べるのもいい。

今日は納期があるけど、午後4時予約のコンドミニアム見学の前に済ませようとしゃかりき
になって仕事をしていたら、同じ建物の一階下のサブペントハウスを見るアポを3時に入れ
たので来れるか、とポールから緊急メール。4時のアポを30分繰り上げたと言うので、だっ
たら帰って来てから仕上げても午後7時の期限に間に合うと胸算用してOK。お隣のバーナ
ビー市の南側で、幹線道路キングスウェイはうらぶれた感じだけど、大改修したモールの後
ろに30階前後のタワーが4棟あって、高級化への過渡期にある感じ。徒歩5分足らずで行
けそうなモールにはスーパーも酒屋も銀行もあって、電車の駅は徒歩15分・・・。

サブペントハウスは30階にあって、新築で入居してからずっと住んでいた家族が東隣のコ
クィットラムに戸建てを買ってすでに引っ越したそうで、ソファや食器やグラスを並べたテー
ブル、寝室のベッドなどは、プロのセットデザイナーが設えた「セット」。空っぽでがらんとし
ていると買い手にアピールしないらしい。ワタシなら空っぽの方が頭の中で家具を置いてみ
てどんな具合になるか見られていいと思うけどな。広さは150平米で、ペントハウスよりも
ずっと広いから不思議。カレシは細いL字型の屋根のないデッキが気に入った様子。その
上のペントハウスは120平米で、真っ先に見たキッチンが窮屈そうで、こりゃダメだ・・・。

ロビーのソファでしばしポールとコンド選びの要点や我が家の売り値(ほんと??)の話をし
て、カレシが築10年以内のタワーであればサブペントハウスも範囲に入れて探してくれる
ように頼んで、ラッシュの中を機嫌よくおしゃべりしながら帰宅。すぐに仕事を仕上げて納品
して、夕食のしたくをしながらまたおしゃべり。だんだん2人の波長が合って来たみたいで、
いい傾向だな。でも、あ~あ、また仕事が・・・。