リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

たかが迷信、されど信心

2015年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月も今日と明日。午後3時半にポールと見せてもらうコンドの前で会うことになってたので、
朝食後は何となくだらだら、ぶらぶら。今日行くところは小さいのがわかっているので、まあ
参考にと言う程度。どういう道順がいいのか、2人で地図を睨みながらああだこうだ。バー
ナビー市の南斜面の道路網はかなりややこしくて、区画整理して分譲されたあたりなんか
袋小路だらけ。車が通り抜けられないから「閑静な住宅地」となるわけか。

立地は交通量の多い道路の交差するあたりで、緑は多いけど静かとはいえない感じ。すで
にポールが待っていて、売り手のエージェントの到着を待って33階へ。廊下の反対側を見
たら「3305号」で、ペントハウスがワンフロアに5戸というのは珍しいな。それで狭いのかな。
オープンキッチンはわりといいけど、2つのバルコニーのひとつは階下のユニットの広いバ
ルコニーが丸見え。パンフレットには123平米となっているけど何か狭すぎの感。よ~く見
たら合計に「未造作部分」というのがあって、どうもバルコニーのことらしい。つまり、居住面
積は104平米しかないってことで、いいのかなあ、こんな表記をして・・・。

下りのエレベーターを待つ間に非常口の表示を見たら、33階は4戸で「3304号」がない!
ポール曰く「4があるとアジア人に売れないから」。中国系はかなり迷信深い人が多いんだ
けど、中国系市場を狙うなら「4」はダメということか。逆に人気なのは「8」。ポールに言わせ
ると我が家の住所も末尾を「8」に変えればもっと高く売れるらしい。へえ。前から読んでも
後ろから読んでも同じなのが気に入ってたんだけどなあ。家が売れて引っ越すときに建て
替え前の古家の玄関にぶら下がっていた住所看板を外して持って行こう。義父がきれいに
汚れを落として新築した家のポーチの軒に下げてくれたものだから記念になりそう・・・。

建物の階数と最上階の番号の頭の数字(階数)が合わないところがあるのは、きっと4階が
ないからだろうな。昔は12階の次は14階になるビルがあちこちにあったけど、顧客層が変
わった今は3階の次は5階、3号室の隣は5号室ということになるわけか。だったら8階のユ
ニットは人気だろうな。まあ、わざわざ8888の携帯番号を手に入れたエージェントがいた
し、ポールは9が並ぶことが多い売値に8を並べるそうだし、たかが迷信、されど信心・・・。