リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何となくそういう感じ・・・

2017年11月12日 | 日々の風の吹くまま
11月11日(土曜日)。曇りのち雨。今日はRemembrance Day(戦没者追悼記念日)。こ
の日はカナダ各地の戦没者慰霊碑で午前11時に追悼式が行われる。ニューウェストの慰
霊碑は市役所の前庭に建っていて、式の前後に第二次大戦の戦闘機が追悼編隊を組ん
で上空を飛び、毎日24時間ぶっ通しでロックを流しているラジオ局も午前11時直前から追
悼の辞に続いて粛々と葬送ラッパを流し、11時から1分間の黙祷。最近は追悼式に参列
するミレニアルズ世代(20代~30代半ば)が増えているそうで、何となく世の中の流れが
変わって来ている感じ・・・。

掃除でひと汗かいた後は、のんびり。今日は2人とも出るのが億劫な気分だし、メインの食
材を3日分調達しておいたから、雨足が強くなったら買い物に行かなくても大丈夫。というわ
けで、何となく「一応」完成した芝居の脚本を開いたのが運の尽きで、舞台を想像しながら
読み直して、前からどうも流れがしっくりしないと感じていた2つの場を切り取って「分析」。も
ともと話の軸が似ていて、ひとつは軽め、もうひとつは重い話なんだけど、バージョン4まで
は重い方が第1幕にあって、第2幕で軽い方が中途半端に出て来ていたのがしっくりしない
原因だったような感じ・・・。

そこで、場の順序を逆にして、アファール猿人ルーシーが木から落ちて死んだらしいと言う
新説に言及する軽めの会話を第1幕に持って来て、現代に起きた悲しい事故の話を第2幕
に移して、細かい描写を調整してから脚本に戻したら、収まりがよくなった感じなので、バー
ジョン5として保存。基本的には3組のラブストーリーなんだけど、「住」と言う大きなテーマ
を背景に「家族」というサブテーマがあって、発達障害の疑いのある子、賃貸不足の中で取
り壊されるアパートからの転居先を必死で探す夫婦に生まれてくる子、事故で父親を亡くし
た子、事故死した子と、どれも子供が絡んでいて、男2人のブロマンス的なノリで書き始め
たのに、思いもよらない展開になった感じ・・・。

新しく書き始めた脚本も「家族」がテーマで、中心人物は男(一家の長)。最初の劇作講座で
書いた「処女作」も4人の男の裏と表で駆け引きするコメディで、先生に「女の視点でないと
ころがおもしろい」と言われたっけ。どこから見ても間違いなく女のワタシが「女」を主役にし
て書かないのはどうしてなんだろう。なぜかいつも自然に男が主人公になってしまう感じ・・・。