リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

家事は手抜きするに限る

2017年11月19日 | 日々の風の吹くまま
11月18日(土曜日)。雨のち曇り。南の地平線が明るいけど、あれはアメリカ側かな。今日
は2人とも掃除をさぼって朝からだらだら。人間は特に年を重ねて来ると、時にはそういう日
があってもいいよね。ワタシは洗濯を始めたけど、洗濯機に洗剤ポッドと一緒に洗うものを
放り込んでおいて、終わったら乾燥機に放り込むだけで済むから楽々。洗濯物を溜め込ま
なくなってからは乾いたものをたたんでしまうのも楽々だし、カレシのものはクローゼットの
専用のバスケットに放り込んでおけばいいわけで、家事って楽なもんだとつい思っちゃう。

なぁんて言ったらプロの専業主婦からつるし上げられそうだけど、楽か楽でないかは家事を
どう「定義」して、やるかで違って来るんじゃないかな。ワタシは「兼業」主婦歴40年で、最初
の10年ちょっとは揃って通勤する普通の共働きだったけど、残業なんてなかったので家事
はそれほどしんどいとは感じなかったな。初めの頃はスーパーが日曜休業だったので、買
い物は9時まで開いている金曜日に1週間分。水曜日も9時まで営業するようになったら夜
にひとりで車で買い出し。掃除や洗濯は土曜日、アイロンかけは日曜日という具合でけっこ
う上手に回せていた気がする。カレシの家事分担はゼロ。

カレシが在宅自営業になるよう勧めたのは、ワタシにキャリアなど目指さずに家にいて家事
の片手間に仕事をして欲しかったかららしいけど、思惑は大はずれ。のっけから仕事、仕事
で家事どころじゃなくなって、週一での食料の買出しと毎日の料理の他は早起きしてお弁当
を作るのが精一杯。掃除や洗濯が滞り出して、洗濯したものをたたんでいない、シャツにア
イロンがかかっていないとカレシが怒り出す始末で、半泣きで夜中の2時にアイロンをかけ
たこともあった。しまいには思い切って掃除を外注。カレシは難色を示したけど、掃除に費
やしていた時間に仕事をして掃除料の何倍も稼いだから文句言いっこなし。おかげでワタシ
は家事の手抜きの大ベテランになったけど、この間のカレシの家事分担はゼロ。

手のかかる戸建ての家を手放してマンション暮らしになったら、カレシが自発的にバスルー
ムの掃除を受け持って、ごみ捨てを手伝ってくれて、自分の洗濯物を自分でたたんで、朝ご
はんの用意もしてくれるようになったのには驚いたけど、分担率にしたらどれくらいになるん
だろう。でも、数字にしてしまうと何だかありがたみが薄れそう・・・。