リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

強風で揺れているのか、いないのか

2017年11月15日 | 日々の風の吹くまま
11月14日(火曜日)。雨と風。ゆうべは寝る頃には風も静まって、やれやれ通り過ぎてくれ
たかと思ったのに、今日は強烈な寒冷前線が通過するとかでまた大風。きのうよりもずっと
強い感じで、吹き飛ばされそうなものは固定したり、壁際に避難させたりしたのであまり心
配はないけど、横倒しになって転がる植木鉢を追っかけるのはやっぱり何だかマンガ的な
感じがする。今日は強風に加えて雨雲もびっしりで、このまま1週間は雨、雨、雨の連続。ま
あ、風さえ収まってくれれば、これがバンクーバーの「普通の」冬(雨期)なので慣れっこだけ
ど、普通に日が差していて時々は雨が降るようなところから来た人たちには気の滅入る季
節かもしれないなあ。

夜になって雨は止んだけど、風がさらに強くなって風速10メートルくらい。これって台風並
みなのかな。外が暗いから、ブラインドを下ろしていない窓ガラスに反射した照明がブルブ
ルと振るえているのがわかる。つまり、窓ガラスが揺れているってことだけど、天井から床ま
でガラス張りの、いわゆるカーテンウォールなので、風が当たる面積そのものが半端じゃな
い。しかも角部屋となると、まるで崖っぷちに突っ立って海からの風に吹かれているようなも
ので、猛烈な風が当たるとガラスがギシギシと音を立てるし、瞬間最大風速15メートルくら
いになると窓枠までがミシミシと鳴り出すけど、部屋の中に立っていても揺れているという感
覚はないなあ。

でも、窓のブラインドを上げ下げするための長い鎖が全部ゆらゆらと揺れているところを見
ると、実際には建物自体が微妙に揺れているってことだろうな。最初の雨漏りのときに対応
に来た開発業者のカスタマーサービス担当のメルが「この建物は風の圧力で最大20セン
チくらい撓うように設計されているんだよ」と言ってたっけ。高層の建物が撓うってことは中
では揺れるってことだよね。でも、コンクリートの建物がそんなに撓うほどの強風ってカテゴ
リー5のハリケーン並みの大暴風しかないだろうし、何よりも大風は何時間でも吹き続ける
から、20センチも撓うほど揺れていたら船酔い状態になってしまうんじゃないのかな。

それにしても、吹きつのるときは、ごおぉぉぉ~っとまるで飛行機が飛んでいるような轟音。
飛ばされたものが窓に当たらないか心配になるけど、高く吹き上げられることはないのかな。
あ、またひと吹き。やっぱり何となく揺れているような・・・。