リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

カタカナ語、されど日本語

2017年11月20日 | 日々の風の吹くまま
11月19日(日曜日)。雨。また大雨と大風だって。予報では50ミリの雨と10メートルの風。
いやぁね。ワタシは仕事がないし、カレシはスカイプレッスンがない日なので、2人ともだら
だら。外が暗くて鬱陶しいもんだから、何にしてもあんまりやる気が出ないんだと思う。なん
てのは、まあ、言い訳みたいなものかな。特に仕事も予定も入ってないときにはだらだらし
ていてもいいと思うね。どうせそのうちうんざりして来て何かやり始めるんだから・・・。

そう決め込んで、小町横町の掲示板を眺めていたら、彼氏さんのカタカナ語にイラついてし
まうという20代後半のお嬢さんがいて、へえ、カタカナ語にイラつく若い日本人もいるのか
と興味津々。同い年の彼氏は日常会話でカタカナ語やビジネス用語を多用するんだそうで、
何かのセミナーでたくさん「有益なインプリケーションがあった」とか。英語のimplicationに
は、連累、連座、密接な関係、掛かり合い、包含、含蓄、言外の意味、含み、暗示その他の
定義があるんだけど、この彼氏さんの意味はどれなんだろう。どうもメディアや広告が「××
は○○語で○○という意味でぇ~す」と一義的にくくって広めてしまうからイミフになるんで、
わからなければスルーしちゃえ・・・。

と言うわけにも行かないときもあるのは確かだろうけど、ワタシだったら英語ではわかって
いてもカタカナで言われたら目を白黒させてしまうだろうな。日英翻訳をやっているとまった
く知らないカタカナ語に出くわすことが多くなって、元の言語の意味はわかっていても、カタ
カナ語は基本的に「日本語」だと思うから、日本語としての意味を調べた上で日本語の文脈
の中で考えないとわからないことが多いのでいつもひと苦労。カタカナ語を3文字か4文字
の省略語にされた日にはもうお手上げで、そんなのがぞろぞろ出て来たら仕事を放り出し
たくなってしまう。

まあ、純粋の日本語でも近頃は何、これ?というのが多くなったから、問題はカタカナ語の
氾濫じゃなくて、ワタシの日本語の語彙そのものがどんどん増える新語に追いついていな
いってことだと思うんだけど、実は普通に使われている(らしい)日本語でも、伝統とつなが
りがある言葉になると、お初にお目にかかります~というのが多々あるので、必ずしもそうと
は言えないかもしれないな。よく考えてみると、もう42年も前に北海道から持って来た27歳
の語彙だもんねえ・・・。