リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

挨拶しましょ、世界ハロー・デイ

2017年11月22日 | 日々の風の吹くまま
11月21日(火曜日)。雨。また大雨警報。ま、風はそれほどないようだから、普通の11月
の天気と言うところかな。新聞のサイトにも「そんなのニュースになんねぇだろ。11月なんだ
せ」みたいな斜めコメントがずらり。そうそう、10月、11月は特に雨が多い季節で、ほんっと
によく降るなあと感心する他ないくらいによく降る。ワタシが来た42年前の10月は来る日も
来る日も薄暗くて、ほぼぶっ通しで雨がしとしと、しとしと。あのときは霧深い北海道の最果
てに生まれ育ったワタシもさすがにえらいところへ来ちゃったもんだと思ったな。

掃除を終えて、薄暗くて寒々とした風景を見ていたら無性に温かなボルシチが食べたくなっ
て、カレシが英語教室から戻ってくる前に雨の中を6番ストリートの1丁半先にあるSolodko
ウクライナベーカリーへひとっ走り。ウクライナの民族衣装がぴったり似合いそうなかわい
い奥さんが「こういう日はボルシチで温まるのが最高ですよぉ」。肉入りボルシチ2リットルの
バケツを抱えて帰って来て、半分を鍋に移してゆっくり温めると何とも言えないほのかに甘
酸っぱい香り。カレシが戻って来たらすぐにランチ。熱々の赤いスープにざくざくと入ってい
るビーツとキャベツの歯ごたえと柔らかく煮込んだ豚肉の食感が何とも言えない。

マンション1階のアメニティルームで始めたカレシの英語教室も6週間経って、初日には生
徒が20人以上も来て慌てたけど、今はその半分ほどになって落ち着いた感じで、外からの
生徒で残っているのは香港人と韓国人とイラン人夫婦と日本人。これに管理人のシェリー
が「宣伝」してくれたおかげで、マンションに住む香港人、台湾人、イラン人、日本人の「ご近
所さん」が4人加わって、教えやすい人数ぎりぎり。マンション内の人の参加が増えるのは
いいことだな。英語に少しでも自信を持ってもらえたら、マンションのコミュニティ行事に参加
してみる気になってもらえるだろうというのがカレシの狙い。もうすぐ恒例のロビーにクリス
マスツリーを飾るパーティがあるし、毎月第1水曜日にはコーヒークラブがあるし、2月末に
は管理組合の総会もあるし・・・。

LGのDJ氏によると、今日は「世界ハロー・デイ」なんだそうで、何か毎日何かしらの「何と
かデイ」がある感じだけど、互いに挨拶することで人間みんな仲良くしようと訴えるのはいい
ことだな。人間の世界はコミュニティの集まりの広がりなんだもの。