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リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

1年の中間決算をしてみた

2018年07月01日 | 日々の風の吹くまま
6月30日(土曜日)。雨のち曇り。明日はカナダの建国記念日で、日曜日だから月曜日が
振替え休日になるんだけど、寒々として何ともしょぼい三連休。あちこちで花火が上がる明
日も雨がちの予報。ま、我が家はメトロバンクーバーのど真ん中にある小さな市の高台の
マンションの高層階なもので、天気に関係なく少なくとも5つの市の花火を見物できるからい
いけど。いつも一番花火大会らしく盛大なのは「ポコ」ことポートコクィットラム市の花火で、
地元ニューウェストのは半分が道路向こうのマンションの後ろなのは皮肉。まあドカドカと打
ち上げてさっと終わりだから、見えてもつまんないかもね。

今日で1年の半分が終わり。早いのか何だか、いつの間にかと言う感じ。1月早々に救急
車で病院に駆け込んで、疑われた血栓はなかったけど風邪をもらって帰って来て、カレシも
ワタシも39度の熱。肺の機能がまだ十分に回復していなかったカレシは肺炎になりかけて
処方された抗生物質の副作用で味覚障害になって、ワタシはご飯が食べられなくなったカ
レシに何とか食べてもらおうと熱があるどころの話じゃない大奮闘。未だに2人して「あのと
きが一番辛かったなあ」。でも、その後の回復は順調そのもので、初めは40分かかってい
た坂道を降りて上がって来るウォーキングの所要時間が今では30分そこそこ。あら、手を
つないで歩きながらの夫婦の会話の時間は短くなっちゃったねえ。

4月にはワタシの70歳の誕生日があって、改めてテーブルの向かいにカレシがいることが
うれしかった。還暦のときはその前10年の「人生いろいろ」を総決算するつもりでひとりで
日本に行ったけど、古希を上げ調子で迎えられたのは東京でのあの時間があったからこそ。
まあ、寿命が延びている今どきは、還暦よりも古希の方が人生のマイルストーンとしての重
みが大きいような気がする。言葉と文化がまったく違う環境に飛び込んで40年ちょっとの間
に、共働きで(子なしだけど)家庭を切り盛りしながら翻訳業でのキャリアを育てて、老後の
生活基盤を固めて、「妻」としてやるべことはやったと思うから、この先の10年は「ワタシの
10年」。

カレシとの穏やかな日常が基盤なことには変わりはないけど、ワタシには「ワタシ」としての
人生の夢があったんだから、これからが一旦停止したままだったその夢に向けて発進する
とき・・・なんて、2018年の中間決算をしてみたけど。