リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

週末のミニ旅行~そして日曜日は壁画の町

2018年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(火曜日)。その3。

宿にチェックインしたのは午後3時半。アイランドハイウェイから横道に入ったビジネス団地
みたいなところにあるモテル。ベストウェスタンはアメリカ系の大きなチェーンで、ホテル&リ
ゾートとなっているけど、まあ、駐車場が無料だし、木造3階建ての古そうな建物からして昔
ながらのモテル。それにしては1泊35000円って、朝食込みでもたっかぁ~い!観光シー
ズンの真っ盛りだからぼったくり料金になるのはしょうがないかな。どこにも空き部屋がなく
てやっと見つけたところなんだけど、それにしてもなあ・・・。

チェックインが遅くなったので、遠出はせずに近くの(大きな)ショッピングセンターに行って、
まず駐車場の大きさにびっくり。ちょっと中をぶらついて、駐車場の隅にあったバンクーバー
でなじみのチェーンレストランで夕ご飯。デザートにブルーベリーパイを注文したら、パイ皮
のお皿に大好物のブルーベリーを山のように積み上げてあって感激。夜になってカレシが
バスルームの水道の水で薬を飲むのは嫌だと言うので、すぐ近くのSuperstoreに行ったら、
うわっ、でっかぁ~い!都会の街中に住んでいるとこんな大きなスーパーにはお目にかか
らないもので、何だか頭がくらくら。しかも何でもちまちまと単品で売ってないので、水も最低
量が710mLボトル6本のパック。ま、出かけるときに持って行けばいいからと、部屋の冷
蔵庫に押し込んでおいたけど。

翌日曜日はけっこう早く起きて、宴会場らしいところで朝ご飯。セルフサービスなので簡単
にジュースとオートミールとゆで卵とクロワッサンとコーヒー。ワッフルを焼く機械やソーセー
ジやハッシュブラウンもあるけど、見ているとそっちへ行くのは肥満体なんてもんじゃない体
格の人が多い。いや、全体的にどこへ行ってもびっくりするくらいの肥満体がのそのそ歩い
ているって感じで、ニューウェストはバンクーバーに比べて肥満体が多いなあと思っていた
けど、とってもその比じゃない。女性でも体の「幅」も「厚さ」もワタシの倍以上あったりするか
ら、よくあんなに拡張できるもんだと感心することしきり。

午前中は壁画で有名なシュメイナスにひとっ走り。ナナイモの南にあって人口が3千人ほど
のちっちゃな町だけど、不釣合いに大きな劇場があって演劇活動が活発だし、町中が野外
ギャラリーと自慢するほどそこら中に壁画があって、おしゃれっぽいカフェがずらり。
   
   
   
   
   
   郵便局にも・・・
   
   公衆トイレにも・・・
   
   シュメイナス劇場。いつの日かここで・・・

週末のミニ旅行~迷子にならない方が不思議

2018年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(火曜日)。その2。

昔は出港後も車の中に残っていられたんだけど、今は禁止されているので、船室デッキに
上がって座席でのんびり。本を読んでいて、ふと窓の外を見たら、トワッセン行きのフェリー
とすれ違い。両側から同時刻に出港するので、逆方向 に行くフェリーとすれ違ったら、ちょ
うど半分、つまりナナイモまであと1時間。拡大してみたら、あら、乗り損ねたやつ。
   


トワッセン⇔ナナイモ便のターミナルはろナナイモ港の防波堤みたいに突き出したほっそ~
い半島のほぼ突端にあるデュークポイント。本来のナナイモ⇔本土便のターミナルは市の
北よりにあるデパーチャーベイにあって、行き先はバラード入り江の北側のウェストバンク
ーバーからずっと北西のホースシューベイなもので、バンクーバー市の南や東に住む人に
は超不便。そのせいか最近は本土へ行く人と車の40%以上がトワッセンからの便を利用し
ているとか。

午後2時45分、デュークポイント着。宿はナナイモのほぼ北端にあるので、市内を避けて
西側の19号線を北上。ナビゲーターはワタシ(女だけど地図を読むのはカレシより上手な
の)。折りしもナナイモでは名物「バスタブレース」があって、さらに悪名高い「暴走族ギャン
グ」ヘルズエンジェルズがBC州最初の支部結成35周年を祝って州各地のバイカーたち
が大集合。どうりでフェリーのターミナルにでかいオートバイが何台もあって、革ジャンの恐
持ておじさんたちがフェリーのあちこちにいたはずだな。

南北に細長いバンクーバー島には昔から島の東側を南北に縦断する「アイランドハイウェイ」
があるんだけど、区間によって「州道1号線」(全長7800キロのトランスカナダハイウェイの
BC州の区間)、1号線A、19号線、19号線Aと合流したり分岐したりするからややこしい。
宿までは、デュークポイントが起点の19号線から1号線に合流して、市街地に入る手前で
19線A(市内ではターミナルアベニュー)に出てまっしぐら。19号線と区別して「オールドア
イランドハイウェイ」と言うはずなのに、道路標識は単に「アイランドハイウェイ」(Island
Highway)。さらに19号線はナナイモから北が「インランドハイウェイ」(Inland Highway)に
変わっていて、2番目の文字がSとNで違うだけ(当初は「ニューインランドアイランドハイ
ウェイ」という何ともバカっぽい名称だった)。これじゃあ迷子にならない方がおかしいだろう
と思うんだけどねえ。

週末のミニ旅行~フェリーに乗って

2018年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(火曜日)。晴れ。起床午前7時。また異常高温警報発令中。きのうは午後にミニ
旅行から帰って来て、2人ともちょっと疲れてだらだらした挙句に早寝。「自分ち」のベッドは
やっぱりいいもんだな。よく眠って早起き。ハイウェイ沿いのモテルの朝は早いようで、日曜
の朝も月曜の朝もけっこう古そうな木造3階建てのあちこちで6時過ぎからどすん、ばたん。
廊下で部屋のドアがばたん、足音がどすどす。私たちの部屋の隣だったエレベーターがご
とごとと来てドアががっしゃん。7時過ぎには外の駐車場で車やバイクのエンジンがかかる
音。それでもまあ、2人ともちゃんと眠れたみたい。

土曜日は早めに出るはずだったのが、カレシがiPodが見つからないとひと騒ぎするし、リ
ビングのベゴニアに水をやり過ぎてコーヒーテーブルが水浸しになって後始末にひと騒ぎす
るしで、結局出遅れ。最短ルートの川向こうサレー側の産業道路をぶっ飛ばしてトワッセン
のフェリーターミナルに着いたのが出港20分前。遅くとも30分前に着かないと予約が無効
になるので、予約料千円がふい。指示されたスタンバイレーンに並んで待っていたら、あっ
さり「満車になりました」。観光シーズンの好天の週末だから、予約なしだとこうなるわけ。次
のナナイモ行きは2時間半後の12時45分。しかたがないので駐車場の真ん中にあるマー
ケットを冷やかしに行って、ナナイモ周辺の地図を買って、スタバでコーヒーを買って、駐車
場をぶらぶら。ビクトリア行きのフェリーが出た後、あらら、車に戻るのを忘れて取り残され
てしまった車が・・・
   

このターミナルからはビクトリア行き、ナナイモ行き、ガルフ諸島行きが出る。お昼になった
ので、サラダや焼きそば、パスタを好きなように容器に詰めて重さで代金を払う方式のラン
チを買って、車の中で食べて、終わったところで前の便よりもずっと新しいフェリーが到着。
前の便(1976年建造のポンコツ船)に乗り損ねたおかげで、3隻ある「Coastal ○○」のう
ちで一番新しい(2008年建造)。前の便は1960年から1980年にかけて建造された船名
がQueen of ○○のシリーズのひとつで6500トン。乗ったCoastal Inspirationは1万トン
で、車の収容台数300台以上、乗客1600人以上と3割くらい大きい。乗船の順番が最後
の方になってひやひやしたけど、何とか乗れて、やれやれ・・・。