リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

彦星と織姫は遠距離恋愛でいた方が良さそう

2018年07月08日 | 日々の風の吹くまま
7月7日(土曜日)。曇りのち(曇りがちだけど)晴れ。夜の間にまとまった雨が降ったようで、
気温もちょっと低め。それでも、まじめ掃除をやっていると汗がじっとり。ごみ捨てをして、洗
濯ルームの隅のダンボール箱にたまっていたお酒の空き瓶も処分。ごみルームの片隅に
大きなごみ容器があって、ここにデポジット付きの瓶や缶を入れておくと、年金でひとり暮ら
しのおじいちゃんがリサイクルデポに持って行ってくれる。返って来るデポジットを小遣いに
しているらしい。夏だからか今日は容器はビールや清涼飲料の空き缶がどっさり。取り出し
やすいように、入れて行った大きな袋ごとその上にどんっ。

日本では、梅雨が明けたはずなのに西日本でどえらい豪雨続きで、おまけに関東では地震
があったとか。それにしても、24時間に600ミリなんて、いったいどんな降り方をするのか
想像もつかないな。それこそ天の底が抜けたような感じかな。考えただけで溺れそうな気が
する。日本は昔から台風や梅雨で大雨が降りやすいところじゃなかったかなと思うんだけど、
これも気候変動の症状なんだろうな。「地球温暖化」から「気候変動」に呼び替えたのは、地
球が全体的に暑くなるんじゃなくて、海洋の水温が上がることで暴風雪や豪雨のような極端
な天候がさらに過激になるのが特徴だからで、冬の豪雪や極端な寒波も、夏の極端な酷暑
も、スーパー台風やハリケーンも、みんなつながっているという話。

まあ、フレーザー川は河口近くでは氾濫しなかったし、近場の山並みは雪がすっかり消えた
し、万年雪のベーカー山も稜線がちょっぴり縦じわ模様になって見えて来たけど、初夏の訪
れはいつもより遅かったような気がするな。でも、これからジェット気流が西部で北の方に上
がって、猛暑が続いている東部では逆に大きく南に蛇行して、月の後半は東部が涼しくなっ
て、西部で暑くなるという長期予報。考えてみると、夏は涼しいはずのメトロバンクーバーで
最高気温が30度を超えることが多くなったのはここ15年くらいかな。温暖なはずの冬にマ
イナスになることも増えた感じだし、地球の気候は確実に変わっているってことか。

それが人間のせいなのか地球の自然の生理なのかは議論が分かれるところだけど、窓か
ら見渡せる夜景の明かりが3年間にずいぶんと増えた印象で、やっぱり人間が増え過ぎた
ということになるのかな。今夜は織姫と彦星のデートの夜だけど・・・。