リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

森の中のぶらんこベンチでゆらゆらと昼寝してみたい

2021年07月10日 | 日々の風の吹くまま
7月9日(金曜日)。☁☀☀。夏が戻って来そうな気配。のんびり朝ご飯を食べて、さて今日は何をしよっかなぁと薄曇りの空模様を眺めていたら、きのうからルーフデッキの上にかかっていたロープがゆらゆら。外壁の点検と修理は先週お30日で終了のはずだったんだけど、何しろあの猛暑。たぶん作業は全面的に中止になっていたんだと思う。きのうは午後に寝室の外のパラペットの外側ではげたペンキを削り落として塗り替えて、屋上から下がっていた2本のロープはそのまま手すりの向こうに垂らしたまま。

急にロープが大きく揺れたと思ったら、腰のフックにバケツを2個下げたスパイダーマンがするすると下りて来て、あら、トマトの鉢の上で立ち往生。どうやって下りようか思案しているようだったので、出て行って鉢を動かそうとしたけど、ワタシにはちょっと重すぎ。そこでバケツがなければ手すりにうまく着地できそうなので、スパイダーマンにバケツを下ろしたらどうかと聞いたら、さっそく1個フックから外したので手を伸ばして受け取り。もう1個も「はい、これも」。はぁい。身軽になったスパイダーマンはえいっとトマトの鉢の上をスイングして、手すりの上に着地。そのまま向こう側に出っ張っている庇の上に下りたので、バケツを1個ずつ手すり越しに手渡してあげた。それをオフィスの窓から見ていたカレシ、「どの辺に来るか言ってくれれば、鉢を動かしておくのになあ」。でもこの仕事、東西南北どっち側をやるかはその日の天気と風しだいなのよ。

スパイダーマンがバケツ2個を腰にくくりつけて、するすると下りて行くのを見届けたら、さぁて、ミニチュア工房でぶらんこベンチの仕上げ。まずは全体を白く塗って、乾かしている間に玄関灯の糊付け。初めはスナップをプレートにするつもりだったけど、浅くてアームの落ち着きがよくない感じなので、ビーズや細々としたピースを貯めてある宝の箱から探し出しのが、2つに割れて使えなかった照明のシェードの片割れ。照明のアームに被せるように瞬間接着剤で固定。乾いたら、玄関脇の「丸太」を棒やすりでちょっと削って、照明を瞬間接着剤で取り付け。うん、ちょっと大き過ぎる感じがしないでもないけど、まっ、いいか。ランチの時間だし・・・。

最大の難関はぶらんこベンチにチェーンをとりつけること。ベンチのアームに付ける分は棒やすりの先で穴を開けて、平たく潰した鎖の輪をはめ込んで固定。でも、ベンチの背もたれは薄いので、はて、どうしたものか。あれこれ考えた挙句、背もたれの幅の細い板を切って、チェーンの端の潰した部分をサンドイッチ。竹串にぶら下げてみて、吊ったときのチェーンの長さが同じになるようにチェックして、付け足した板を白く塗って、成功。ここまでは成功だったんだけど、ぶら下げるためのフックを梁に取り付けるのに手間取って、やっとベンチを下げてみたら、あちゃぁ、チェーンが長過ぎて、ベンチは床すれすれ。サンドイッチした端を抜き取って、チェーンを短くして、先端を潰して背もたれの「穴」に差し込んでの試行錯誤の繰り返し。一時は長さが揃わなくてベンチが傾いてしまったりで、瞬間接着剤で指の方を付けてしまいそうになりながら、やっとちょうどいい高さに収まるまで2時間。ああ、くたびれた。森の中のそよ風の中で、ぶらんこベンチでゆらゆらと昼寝をしたいなぁ・・・。