リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

森の中のログキャビンで野鳥観察はいかが?

2021年07月24日 | ミニチュア工房にて
7月23日(金曜日)。☁☀。何だか東の方の空がかすんでいるけど、もしかして内陸の山林火災の煙がこっちの方へ流れ始めたとか。でも、大気の質(AQHI)はまだ最低の低リスクの「1」だから、そうでもないのかな。来週の終わりにはまたちょっとした猛暑が来るという話だけど・・・。

6月の半ば頃に、前月に「海」をテーマにしたバスルーム2のインテリアとして「ビーチハウス」を作ったので、寝室内のバスルーム1のインテリアは「森」をテーマにしようと決めたのが始まりで、急遽6月のプロジェクトになったのがミニチュア18作目に当たる「ログキャビン」。すべてが揃っているキットの組立てから始めて、3作目あたりから少しずつ自分流を加えるようになり、5作目から自分流の割合が高まって、16作目からはオリジナルキットのテーマとはまったく違うものを作るようになり、18作目にしてとうとう自分流100%の創作。まず「森の中のログキャビンのポーチ」をイメージして、脳内の製図板にざっとスケッチ。目玉は鳥の声を聞きながらワインをたしなむための「白いぶらんこベンチ」。

具体的な完成図も組立て説明書も何もないから、フレームもアクセサリーも使える材料を過去の作品の使い残しを貯めてある「宝の箱」や買い貯めたビーズなどの箱をかき回して見つけたり、使えるものはないかと家中を目を皿にして物色したりで、知恵を絞りに絞っての苦闘。おまけにふとした思いつきが思いつきを呼んで、作るアクセサリーが増え、しまいには当初のイメージとはかなり違った「バードウォッチャーのログキャビン」に発展して、7月も下旬になってやっと完成。初めての創作で思い通りに仕上がらなかったり、材料をとっかえ引返して工夫したり、よく見ると何となく不具合だったりして、けっこう苦労したけど、はじめから終わりまで自分流でやるのは、やっぱり楽しいの一言に尽きるな。無事完成を祝ってと言うわけじゃないけど、ここで記念すべき作品の制作過程をまとめてから、8月のプロジェクト(棚上げしてあった「バルコニー」のバリエーション)の準備にかかろうっと。

基本的なフレーム。窓は裏に室内の写真とレースを貼って壁に取り付けただけ。丸太になるのはバーベキュー用の長い竹串。

丸太を貼り終わったところ。床は錐の先で床板の模様をつけてポリウレタン塗料を塗ってベースに貼り付け。
ポーチの屋根と丸太の柱。
玄関灯とアイデアのきっかけになったぶらんこベンチ。窓の下にはプランター
ポーチの手すりはキッチンの竹串も活躍。これでフレームが完成
アクセサリーを試しに並べてみた。プランターには花。軒先に下がっているのはハンギングバスケットと小鳥のえさ箱
アクセサリー:野鳥観察の本と双眼鏡
アクセサリー:思いつきで作った郵便箱。森の中でもちゃんと郵便が来る
アクセサリー:ペットショップから買って来た鳥の餌の袋(中身はパントリーにあったケシの実)

アクセサリー:なぜか突然思いついた箒
アクセサリー:テーブルの上のランタンとワイングラス
アクセサリー:もうひとつのテーブルにはアイスバケットで冷やしている白ワイン(と後ろにグラス)。氷はキッチンにあったセロファンの空き袋の綴じ代を刻んだもの
アクセサリー:ぶらんこベンチにはすてきなクッションと野鳥観察の手引き(初心者向けのfor Dummiesシリーズの本)。壁や柱にはつる草を絡ませて・・・
アクセサリー:なぜか屋根の上に小鳥の巣。粘土で作って固めてから着色。くちばしは爪楊枝の先端。野鳥が野鳥を観察する人間を観察?
アクセサリーを接着剤で固定
遠くの緑を背景にくつろぎタイム。ワインが冷えてます