リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

政府がお役所に出向かなくてもいい便利なアプリを作っていた

2021年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月26日(月曜日)。☀☀☀。雲ひとつない晴天。予想最高気温は今日も27度だそうだけど、ほんっとに暑いという感じがしないから不思議。炎暑の中で7月が始まって、コロナの規制緩和ステップ3に入ったのがついきのうのような気がするけど、もうその7月も最初の週になってしまった。早いねえ。

なんて何となくぼやきながらも、まずは旧版のIMEのユーザー辞書を見ながら、新版の辞書に自分流の略語を登録し直す作業。Windows 10ではWindows
7にはなかった「短縮よみ」というカテゴリができていて、旧版でワタシがSH(ショートハンド)としてやっていたように、常用するあいさつ文や打ち込みにくい単語をひらかな2、3文字に短縮して入力できるようになっている。ワタシの場合は長音記号が多いカタカナ語や小さい「ゃ・ゅ・ょ」が入る単語が苦手で、旧版にはせいぜいひらがな3文字(ローマ字入力だと6文字)の短縮語を70個くらい登録してあった。それをひとつずつ新版に登録するわけだけど、現役時代に日本語訳で使ったIT用語がけっこう残っていて、そういうのはお役御免にして、最終的には59個。旧版のIMEにはなくて自分で登録した「食洗機」が新版のIMEに入っていて、世相の変化を感じたからおかしくなる。

朝一番にトラベルエージェントのジェフからSilverseaからのリマインダーメールが転送されて来て、秋の地中海クルーズ(あと80日)で、「ゲスト情報」のページが未完で、乗船する2週間前までにコロナワクチンの2回接種を済ませて、証明になる書類を出さなければ、乗船の案内や出発地までの航空券を送れないという内容。接種のカードがあるけど手書きだからどうなのかとジェフに聞いたら、州政府のHealth Gatewayという医療記録のサイトからPDFの記録をダウンロードすればいいという返事。ところが早速アクセスしたものの、運転免許証(表)/医療保険証(裏)の電子版と言えるBC Services Cardというアプリを携帯に設定しないとダメで、まずQRコードに携帯を向けてサイトに入って、説明をふむふむ。少々の試行錯誤の後、Google Playからアンドロイド用のアプリをダウンロードしてインストールしたら、本人を確認するために健康保険証のバーコードをスキャンしてから携帯で撮った写真とビデオを送れと言う指示。その通りにまずバーコードをスキャンして、カメラで顔写真、次に指示通りにフルネームを名乗っているビデオを撮って、州の申請事務の窓口機関に送信。(写真とビデオが気に入らなければ撮り直しさせてくれるところは心憎い。)2時間ほどで「本人確認」を知らせるメールが来て それをIDとして使ってHealth Gatewayのサイトにログインしたら、ワタシの過去4年の医療記録が出て来た。そこからCOVID-19のワクチン接種の部分をクリックしたら、手書きじゃない「オフィシャル記録」が表示されたのでダウンロードしてファイル。

政府の事務手続きにもデジタル化の波が押し寄せていることを実感したけど、携帯にアプリを入れておくと医療記録の他にも窓口機関に出向かなくてもできる申請関係の手続きが10種類以上あって、へえ、便利になったもんだと感心。カレシの接種記録をゲットするにはカレシの携帯にアプリを設定しなければならないけど、小さいながら仕事が入って来ちゃったので、その後でカレシのスケジュールに余裕のある日にやってもらうことにしよっと。