リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

カナダで一番暑いリットン村が焼け野原に

2021年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月3日(土曜日)。☀☀☀。もう土曜日。今日は風通しがいいもので、床掃除は汗だくにならずに実に快適。前代未聞のヒートドームがでんと居座ったのは先週の金曜日だったから、1週間前は汗だらだらの掃除だったっけ。ほんっとに暑かったなあ。だいたい40度超えなんて生まれて初めての経験。まあ、昔は20度が夏日の感覚だったところで生まれ育った道産子だし、「冬は温暖多雨で夏は冷涼少雨」の西岸海洋性気候帯に46年も住んでいたんだから、猛暑はやっぱり辛い。ずっと湿度が低かったのが何よりもの救いかな。

でも、その湿度の低さ(乾燥)が裏目に出たのが、カナダでの観測史上最高気温の記録を3日連続で書き換えたリットン村。サハラ砂漠より暑いという49.6度を記録した翌日に突然大きな野火が発生して、緊急避難命令が出てからわずか30分ほどで炎が迫り、住民は着のみ着のままで脱出するのがやっと。小さな村は、建物の90%が焼失して、ほぼ全滅の状態。警察と検視局が現地入りできるようになって、確認された死者は2人。突然の避難で行き先がわからない人たちも多く、みんな無事であることを祈るばかり。惨事の原因は、煙が上がるのが目撃されてから火の手が迫るまでの速さからして、どうも村からそれほど遠くないところで延焼中の山火事ではないらしい。一説には、通過中だった貨物列車がブレーキをかけたときに出た火花が線路脇のからっからに乾いた草むらに引火した疑いがあって、カナダ国鉄(CN)が原因調査に参加。

何でも、植生のあるところで高温で砂漠並みに乾燥すると、枯れて乾いた葉が風で擦れ合っただけでも発火することがあるそうで、そういえば、2、3年前だったか、ニューウェストのサッパートン地区でも列車の通過後に線路脇の藪でボヤがあって、火花がどうのこうのと言っていたっけ。隣のバーナビーからニューウェストに通じるバイパスでは、夏の間バーナビー市がタンク車を動員して路肩の水撒きをやっているのは、自動車からの火花や触媒コンバーターの熱で草むらが燃え出すのを防ぐためらしい。住宅地がすぐそこだから、燃え上がったら人命への危険は瞬時だもの。

きのうはまるで熱中症にかかったようだったワタシのPC、今日は朝から何事もなかったようにまじめに動いているから、こっちは狐につままれた気分。ゆうべシャットダウンするときにまた例の「アップデートするからオフにしないでね」のメッセージが出て、下に「アップデート1件中1件をインストール」。3日連続でアップデートって何なんだよっとムカつきながらも、もう勝手にしなよって感じ。で、今日はまた「応答なし」やら勝手なパワーオフやらとのいたちごっこかだろうと思いつつ立ち上げてみたら、あぁ~ら不思議。WORDもCHROMEもごくごく普通に動いているし、キカイもきのうほど熱くならないから、ほんとにどうなってるのやら。いったい何のアップデートをインストールしたんだろうな。サポートを打ち切ったWINDOWSを3日連続でアップデートなんて、ほんと、マイクロソフトは何をやってるんだか、頭に来ちゃうなあ、もう。まあとにかく、まじめに動いているうちに仕事、仕事。